20代といえば、一般企業においてはまだまだ新人扱いかもしれません。しかし、20代の中でも、すでに多くのファンを獲得し、サービスを急成長させている若手起業家も存在します。今後ますます成長していくであろう3人の若手起業家を、この機会にチェックしておきましょう。
 

「READYFOR?」米良はるか

日本最大のクラウドファウンディングサービス「READYFOR?(レディーフォー)」の創業者、米良はるか氏。日本のクラウドファウンディングの先駆けとも言えるサービスをリリースしたのは大学院在籍中という、バイタリティー溢れる若手起業家です。日本国内で堅実に事業を成長させていく一方、ダボス会議に当時日本人最年少で参加するなど、活躍の場を世界に広げていっています。求人サービス「wantedly」の仲暁子氏と並び、若手女性起業家の代表格です。
 

「BASE」鶴岡裕太

誰もが気軽に自分のネットショップを開設・運営できるサービス「BASE(ベース)」の創業者である鶴岡裕太氏。BASEはモノだけでなくスキルも販売できることから、今や副業、専業問わず多くの人々に利用されているプラットフォームに成長しています。日本が代表する若手起業家には世界も注目しており、フォーブス社が2016年に発表した「30アンダー30(各業界で注目されている30歳未満の人物を30人選出)」のアジア版において、日本から唯一の選出を果たしています。
 

「KAUMO」太田和光

「購買体験の最適化」を目標に掲げるサービス「KAUMO(カウモ)」のCEOである太田和光氏は92年生まれの20代。落ち着いた外見からとは異なり、入学した早稲田大学を2週間で自主退学、その後ベンチャー企業に就職したのち自ら事業を立ち上げた行動力ある若手起業家です。ECサイトの問題であった「人とモノのミスマッチ」を無くすために、ランキングや売れ筋にとらわれない「ユーザー視点の記事」を武器に、サービスを拡大させています。
 
 
インターネットの普及により、起業のハードルは下がり、現代では「中学生起業家」もどんどん現れてきています。起業の低年齢化は、これからも加速していくでしょう。若さと行動力を武器に急成長していく3人の今後に目が離せません。