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オフィス移転で大きく雰囲気を変えることのメリット・デメリット

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オフィス移転で大きく雰囲気を変えることのメリット・デメリット

オフィス移転で大きく雰囲気を変えることのメリット・デメリット

企業がその活動拠点たるオフィスを移転させる時、そこには様々な理由が考えられます。もちろん一番大きな理由はさらなる利益を求めて、ということになりますが、オフィス内の雰囲気を一変させて従業員のやる気を引き出すという側面も無視できません。今回は、移転によってオフィスの雰囲気を大きく変えることのメリットやデメリットを検証していきます。

オフィス移転で雰囲気を変えるコツを考えよう!

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

最初に、移転によってオフィスの雰囲気を大きく変えるためのコツを考えていきましょう。
レイアウトがカギとなってきますが、最初に考えられるのはオフィス内の「配色」の工夫です。色というものは人の視覚に大きく訴えかけてきます。これまで白や黒など、比較的無機質な色合いのオフィス内だったならば、移転を機に新オフィスに様々な色を導入することによって、雰囲気もガラッと変わり、従業員の心持ちも変えることができます。
例えば情熱を連想させる「赤」であれば従業員のやる気に文字通り「火」をつけるかもしれませんし、逆にクールなイメージのある「青」であれば癒しにつながります。「緑」の配色は自然色が豊かになり、エコロジーを標榜している企業などにピッタリな色合いです。各色を織り交ぜれば、デザイン性に富んだクリエイティブな企業にプラスの効果をもたらします。
デスクやオフィス什器等の配置の仕方もオフィス内の雰囲気を変えるのに重要な要素となります。一か所に集中させるなど、あまりゴチャゴチャした感じでは閉鎖的な雰囲気が生まれてしまいます。適度に間隔を空け、スペースを設けるだけで開放感の溢れる、良い雰囲気のオフィスを作り出せるでしょう。従業員一人一人が快適に仕事をするためにはどういった配置が必要か、という観点でレイアウトを生み出せば、それが雰囲気の良さを演出することにもつながります。

オフィス移転で雰囲気が変わることのメリットとは

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

続いて、旧オフィスから新オフィスに移転する際に、内部の雰囲気をガラッと変えることによるメリットを考えていきましょう。まず何よりも、そこで働く従業員のモチベーションがアップするということがあります。仕事へのやる気が出て、結果的に企業全体の生産性を上げることにもつながります。
例えば、旧オフィスでは部署ごと、個人デスクごとに仕切り板が多かったと考えてみてください。周囲の雑音に惑わされず、一人一人が仕事に集中できる環境が整っているとも言えますが、一方で部署間、従業員間のコミュニケーションは取りづらく、また閉鎖的な空間ともいえ、息苦しさを感じるかもしれません。このような体制(レイアウト)を取っていた企業が、新オフィスに移転した際にそうした仕切り板を完全に取り払い、オープンな雰囲気に一変させたとしたらどうでしょう。開放感を感じられることはもちろんですが、報告や連絡、相談がある時に移動しやすく、他部署や他の従業員とのコミュニケーションも取りやすくなります。その結果、会議室で会議をするかのように活発に意見を交わすことも可能となり、仕事上の良いアイデアが次々と生み出されるきっかけともなり得ます。また、移転前と移転後のオフィスレイアウトの「ギャップ」が大きければ大きいほど、その効果もさらに高まるでしょう。

まだある!雰囲気を変えることのメリット

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

オフィス移転に伴い雰囲気を大きく変えることは、外部的要素の面からもメリットをもたらします。それまでは何となく暗い雰囲気だったオフィスが、移転に伴い急に明るくなっていたらどうでしょう。特に顧客が該当オフィスを訪れた時、それまでとの違いに驚くとともに、ある種新鮮な気持ちを持ってもらえるかもしれないのです。「今までAという取引に関して話し合いをしていたが、これだけ雰囲気が変わったのであれば新展開も望めそうだ。今後Bという取引を持ち込んでも面白いだろう」という考えを持ってくれるかもしれません。その結果、新しい商談が成立し、企業に新たな利益が飛び込んでくる可能性すらあるのです。「見た目」だけでも雰囲気を変えればそうしたメリットを享受できる余地が生まれてきます。
そして、同じ外部的要因からいえば、リクルーティングにも効果を期待できます。これから当該企業に就職を検討している人にとって、オフィスの第一印象は大切な決定要因の一つです。開放感があり、デザイン性に優れている等オフィスの雰囲気に良い印象を持ってもらえれば希望者が増え、新たな人材、優秀な人材を獲得しやすくなります。
たかだかオフィスの雰囲気を変えるだけ、と侮るなかれ。雰囲気の良さは外部からの来訪者にも確実に伝わり、様々な面において企業にプラスの効果をもたらしてくれるのです。

雰囲気を変えることによるデメリットって?

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

一方、雰囲気を変えることはマイナスに作用する場合も考えられます。そのデメリットを具体的に見ていきましょう。
まずは、メリットと相反するような関係になりますが、あまりにも奇抜なオフィスデザインを編み出して妙な雰囲気を作り上げてしまうと、外部からの来訪者に悪影響を与えてしまいかねません。「今までは落ち着いた企業というイメージがあったのに、派手な色合いが目立ったりして、突然変わってしまったな……」という印象から戸惑いにつながり、取引にも影響が出かねません。同様に、入社を目指して面接に来た学生や社会人に対しても「この企業で働いて大丈夫なものなのか……」という思いを植え付けてしまうことでしょう。外部から来た人は、たった1回の来訪であったとしても瞬時にその企業の雰囲気を察知できるものです。いつどのタイミングで、誰が来たとしても安心できるような雰囲気づくりを目指しましょう。
外部から来る人以上に、そこで働く従業員にとって新オフィスの雰囲気が悪い方に作用する可能性もあります。前章で話したような色合いでいえば、あまりに構成を無視した派手な色ばかり使えば目がチカチカしてしまい、体調を崩す可能性が無いとは言えません。派手すぎず、かつしっかりと従業員のモチベーションにつながるようなオフィスデザインを心がけ、良い雰囲気づくりに尽力しましょう。
以上見てきたように、オフィスの移転をきっかけにそれまでの雰囲気をガラリと一変させることには様々なメリット、デメリットがあります。外部からの来訪者のために、そして何よりもそこで働く従業員のために、色々と工夫を凝らして優良な企業づくりを目指しましょう。

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