1. Home
  2. オフィスのお役立ち情報
  3. 小規模オフィスのデザイン実例と考案のコツ
小規模オフィスのデザイン実例と考案のコツ

オフィスのお役立ち情報

小規模オフィスのデザイン実例と考案のコツ

小規模オフィスのデザイン実例と考案のコツ

内勤の従業員が毎日の仕事をする場所でもあるオフィスには、モチベーションを上げるためにデザインにも工夫を施したいところです。特に面積の狭いオフィスに関しては、「デザインの担当者の腕の見せ所!」とも言えそうですが、今回はそんな小規模オフィスの実例を挙げるとともに、作り上げるためのコツを考えていきます。

小規模オフィスデザインならではのメリットとは

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

小規模なオフィスのデザインを考えることは、大規模で広いフロアのオフィスデザインを考えることよりも難しいと言われています。なぜなら、大規模なところに比べて空間が限られており、さらにより細やかな配慮を施さないとすぐにデザイン上の欠陥が見つかってしまうからです。しかしながら、小規模なオフィスならではのメリットもいくつか考えられます。以下にそれについて検証していきましょう。
1:コストがかからない
スペースが限られており、人数も少なくオフィス用家具も多くはいらないので、大きくて広いオフィスよりもデザインにかかるコストが低く抑えられる、というメリットがまず考えられます。逆に言えば、少しコストをかければより高級な家具などを購入できるのです。現在、人の働きやすさを念頭に入れたオフィス家具も多く発売されています。小規模オフィスならば、それらを導入するのも可能です。
2:デザインコンセプトを統一しやすい
これも、使えるスペースが限定されている小規模のオフィスだからこそなし得るメリットと言えるでしょう。広い場所だと統一感をもたらすのもなかなか難しいですが、色と素材のバランスさえ間違えなければ従業員はもちろん、来客から見てもコンセプトの伝わりやすいオフィスデザインを作りやすくなります。
3.開放的、かつ仕事に集中できる環境を作れる
オフィスには2つの特徴的なデザインがあります。一つは、パーテーションや壁などを一切取り払ったオープンな環境のオフィス。もう一つは、逆にパーテーションなどを効果的に配置し、一人一人が集中して仕事をできるプライベートな環境のオフィス。広いオフィスだとそれを両立させるのは難しいですが、狭いオフィスであれば限られた人数の従業員しかいないのでコミュニケーションを取りやすく、かつ話す相手が少ないので仕事にも集中できる、そういう環境(オフィスデザイン)を作り上げることが容易なのです。

オフィスをデザインする時に気を付けることは

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

さて、それでは実際に小規模のオフィスデザインを手掛ける時に注意すべき点は何なのでしょうか。前段で挙げたとおり、普通のオフィスと同じ感覚でデザインすると失敗する可能性が高くなります。小規模が故に、緻密な計算のもと作り上げなければならないため、いくつかのポイントに絞って検証していきます。
まずは、コンセントの数、その配置に気を配りましょう。現代のオフィスシーンにおいては、パソコンを筆頭にタブレットやスマートフォンといった電子機器で仕事をするケースが増えています。これらに共通するのが「電源が切れる=充電が必要になる」ということ。充電のために、オフィス内にコンセントは必須となりますが、小規模なオフィスの場合は数が不足する場合もあるので、なるべく多くのコンセントを充電しやすい位置に確保しましょう。
次に、オフィス用家具選びです。小規模オフィスでは置ける家具にも限りがあるので、その分デザイン性に富んだものを配置したいところです。例えば大理石を使用したものや木目調のキャビネットなど、オフィスという場所からは連想しにくい素材のものを使用できれば、洗練されたデザイン性に仕事のモチベーションが上がり、外部の来訪者には魅力的に映るオフィスを作り上げられるでしょう。まさに小規模なオフィスだからこそ可能となるデザイン方法なのです。
3つ目のポイントは、照明です。かつてのオフィスは最低限の明かりさえあれば問題なく仕事をこなせていましたが、近年では照明が従業員の仕事にもたらす影響が真剣に議論されています。照明によって明るくなる部分を増やせば、それだけ空間を広く感じ、開放的に伸び伸びと仕事もできるのです。しかしただ照明の数を増やせばよい、というものではありません。オフィス内にある薄めの色の家具や木製の家具を利用し、うまく反射させれば小規模のオフィスでも全体的に明るさを感じることができます。

一つあるだけで違う!デザインでこだわりたいポイント

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

その他にも、小規模オフィスデザインでこだわれるポイントはあります。引き続き検証していきましょう。
細かい部分にまで気を配るという観点から、最新鋭のテクノロジーを導入する、というのも一つの手です。セキュリティ面に気を配ることは企業の社会的責任でもありますが、小規模なオフィスでは警備員を雇ったり防犯カメラを設置するだけでもコスト面で相当な負担となります。最新鋭の防犯デバイスであれば非常に小型かつ低コストでありながら、優れたセキュリティ能力を発揮するので、ぜひ導入を検討したいところです。また、室内の空気の汚れは小規模のオフィスだとやはり気になるところです。空気清浄機においても現代では小型スピーカー程度のサイズのものが広く販売されているので、1つ置くだけで大きく環境が改善することでしょう。
そして、意外なところでは「香り」にこだわるのも小規模オフィスのデザインとしては面白いかもしれません。人間が有する五感の一つに「嗅覚」というものがあり、鼻から香りを嗅ぐと脳の活動に様々な影響を与えることは広く知られています。実際に、オフィス内にレモンの香りを漂わせながら仕事をするとミスが54%減ったという報告もありますし、ペパーミントの香りはストレスを軽減させたり、疲労を緩和するという効果が知られています。それが結果的に生産能率を上げることにつながるので、香りは決してオフィスシーンにおいて無視できる存在ではないのです。
以上見てきたように、たとえ小規模なオフィス形態であっても、デザインの工夫次第でいくらでも従業員の生産能率を上げることができます。今回挙げた実例以外にも、まだまだその余地は残されているかもしれません。小規模だからこそ可能なデザインを様々な角度から検証してみましょう。
以下のサイトもデザインの参考にしてみてください。 【15人までのオフィスレイアウト工房】

前後の記事

記事一覧へ

CONTACT

TEL
0120-058-919
受付時間 8:45~17:45(土・日・祝を除く)
ご相談・お問い合わせ