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便利なパーテンションの落とし穴!施工前に天井設備を確認しよう

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便利なパーテンションの落とし穴!施工前に天井設備を確認しよう

便利なパーテンションの落とし穴!施工前に天井設備を確認しよう

オフィスのレイアウトや雰囲気の変更、セキュリティ強化などの理由からオフィスデザインに欠かせないパーテーションですが、施工前に確認を怠ると、施工以上のコストや手間がかかるかもしれません。便利さと手軽さで人気を集めるパーテーションは種類が多く、なかには施工が必要なものもあるのです。その中でも天井設備に関わるパーテーションの設置には、現状の天井設備の確認をしっかり行うことが必要です。便利なパーテーションにある落とし穴と、施工前に確認すべきポイントを紹介します。

オフィスデザインに欠かせないパーテーション

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

パーテーションは、オフィスデザインやレイアウトで間仕切りを行なうために必要な内装品です。素材や大きさはさまざまで、オフィスの雰囲気や用途に合わせて多様な使い方ができます。また、パーテーションは防音や遮音などそれぞれ特徴を持っています。そのため、オフィスが必要とする特徴を持つパーテーションを選び、設置できます。その設置方法も、置き型式のパーテーションは可動式のものが多く、搬入経路を確保していれば簡単に設置し、また気軽に設置場所を変更できます。
一方、間仕切り型のパーテーションは、搬入だけでなく、設置や施工に時間と手間がかかります。床から天井までを完全に仕切る場合は、部屋を区切るという扱いになり個室として扱われるため、ビルの消防法に応じた空調や感知器の増設や移設が必要になる場合もあります。間仕切り型のパーテーションを使用する場合は、確認事項が多いため、慎重に導入しましょう。
しかしながら、間仕切り型のパーテーションは密室をつくることができるため、上記のデメリット以上に、セキュリティ強化や限られた空間でのオフィスの活用など大きなメリットを持っています。さらに防音効果の高いパーテーションは応接室や打ち合わせ室の壁として活用されることも多く、オフィスにとって欠かせないアイテムになっています。

パーテーションを施工するために必要な天井設備

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

間仕切り型のパーテーションを使用するためには、いくつかの注意点があります。パーテーションの搬入経路や搬入時間なども重要ですが、それ以上に確認するべきなのは、オフィスの天井設備です。オフィスによっては天井設備からパーテーションの設置ができない場合があります。では、どのような場合にパーテーションの設置が難しくなるのでしょうか。
まず、オフィスビルには消防法や管理会社による規定があります。そのため、オフィスデザインを決めるためには、それらを満たすことが必要です。その中でも、天井設備がとても重要になってきます。
間仕切り型のパーテーションは、欄間部分があるオープンタイプと欄間が完全に閉じてしまうクローズタイプがあります。天井部分までパーテーションの高さがあり、部屋を仕切る場合、天井に備え付けてある照明や空調、消防関係の機器等の位置を確認する必要があります。この天井設備とパーテーションを設置したい場所が重なりあっているとパーテーションを設置することができません。そういったことから、オフィスデザインやレイアウトを考える際、天井設備の場所や数を事前に把握することが大切です。
特に天井設備で注意したいのが、パーテーションの設置場所は空調や蛍光灯と重ならない場所であること、またパーテーションにより完全に個室になる場合には感知器の設置が各仕切り内に必要になることを確認しましょう。感知器の移設や増設には別の手間とコストがかかることもあるので事前に確認しましょう。
消防法の厳守だけでなく、最寄りの消防庁による申請や手続き、場合によっては工事に立会が必要になる場合もあるため、自己判断はせず、消防法をしっかり確認して行なうことがおすすめです。
また、天井までのパーテーションはビスやアンカーを打って固定させる必要があるため、穴を開ける工事が必要になります。オフィスビル管理者や管理会社などに工事が可能かを確認し、許可を得ておく必要がある上、賃貸オフィスの場合、退去時の原状回復工事が必要となる場合があるため、オフィスデザインやレイアウトを変更する場合は、工事の可能範囲を把握し、工事を行う必要があります。

パーテーションを使ったオフィス空間

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

パーテーションを設置するためにはさまざまな確認や必要事項がありますが、快適なオフィスを作るためにはパーテーション選びが大切です。そんなオフィスづくりに欠かせないパーテーションはどのように選べばいいのでしょうか。
パーテーションの役割は、レイアウトの見直しや仕切りの見直しが必要になった場合、また、防犯セキュリティのための設置が必要になった場合など企業によってさまざまです。それぞれの役割に合わせたパーテーションの設置をしましょう。
企業独自で天井設備を把握し、オフィスデザインやレイアウトを考え、パーテーションを使用することは難しいものです。そのため多くの場合、オフィスデザイン業者に依頼することになります。業者が消防法やビルの規定を把握し、オフィスデザインやレイアウトを考えてくれるため、天井設備に関するトラブルもほぼないと考えられます。仮に企業が天井設備を無視し、好きなところにパーテーションを立てる場合、天井設備工事だけでもオフィスの家賃ほどのコストがかかる場合もあります。そのため、オフィスデザインやレイアウトには、徹底した現状把握と天井設備の確認が必要になります。
しかしながら、オフィスデザイン業者だけでなく、企業がオフィスの設備を把握することも必要になってきます。オフィスデザインやレイアウトを考えるうえで、企業が主体となることが重要なのです。
オフィスデザインに必要不可欠なパーテーションは、その便利さと手軽さが人気の理由のひとつでもあります。しかし、現状のオフィスに合ったパーテーションを使用することが前提です。今あるオフィスの天井設備やビルの規約、管理会社などをしっかり把握し、可能な範囲のオフィスデザインの変更を行なうようにしましょう。
しっかりとパーテーションを選んで、快適なオフィスづくりを実現  【パーティション.com】   

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