弁護士法人アルファ総合法律事務所様は、埼玉県所沢市と東京都国分寺市にオフィスを構える法律事務所です。『プラスアルファ』の顧客満足を念頭に置き、個人・法人問わず、幅広い依頼者皆様の身近な存在として、リーガルサービスのご提供をされていらっしゃいます。
8月に所沢オフィスのご移転プロジェクトが完了しました。
ご移転を考えはじめたきっかけは、事業拡大・増員に伴い、オフィスが手狭になったことでした。駅から近いことや、代表の出身地であることから、オフィスの立地はとても気に入られていたそうです。そこで、同じ所沢で移転先に良い場所がないかアンテナを張っていたところ、同じビル内で空きが出る情報が入り、ビル館内でのご移転を決められました。
プロジェクトを始めるにあたり、まず「手狭」という課題を細分化しご提案しました。
1つ目は、会議室の不足です。クライアントの来所時間が重なることが多く予約が取れない状況だったため、会議室を増やすことが必要でした。それと同時に、所内全体の会議時や複数名の来所にも対応できるような、広い会議室も求められました。そこで、大きな会議室内に可動式の間仕切を設け、3つの小さな会議室としても使用できるよう設計しました。隣同士の部屋で声が聞こえてしまうことがないよう、間仕切りにはスチール製のパネルを採用し防音性も確保したうえで、予定に合わせて会議室の大きさの変更が可能になりました。
また、室内の使い勝手を追求し、キャスター付きで軽い什器を取り入れることで、レイアウト変更時の移動しやすさを実現しました。会議室の明るさにもこだわり、パーティションの色味から照明まで、細部にわたりご提案しました。
2つ目は、弁護士一人一人に割り当てている執務部屋の不足でした。空室が残っていなかったため、今後の増員に対応できるよう、執務部屋を増設しました。部屋によって使いやすさに差が出ないよう、部屋ごとの広さや動線を工夫し設計しました。
3つ目は、収納量の確保です。職種柄、書類の取り扱いが多く、以前のオフィスと同等の収納量を確保したいとご要望いただきました。専用の倉庫をつくる案も頂きましたが、ドアの開閉スペースの確保が必要になるため、空間を100%活用できないというデメリットがありました。そこで今回は、ウォークスルーの収納スペースをご提案しました。以前は可動式の書庫をご利用でしたが、可動式をやめたことで書庫を動かす手間が省け、目的のものを取り出しやすくなったそうです。
「手狭」という課題を解決するため、約1.3倍の広さへ拡大移転し、フレキシブルに使用できるようレイアウトを工夫したことで、収納スペースを減らすことなく、会議室は1部屋増設、弁護士の執務部屋は2部屋増設することができました。
十分な動線が確保されていることで、執務スペースも広く感じていらっしゃるそうです。
当社へお声がけいただいたきっかけを教えてください
きっかけは、会社案内のパンフレットです。今回の所沢オフィスの移転前に、国分寺オフィスのレイアウト変更の件でご相談させていただいたことがあり、当時担当した社員がMACオフィスさんの会社案内のパンフレットを保管していました。そのパンフレットが格好良く、印象的でした。「きっとセンスが良いのだろう」と思い、お声がけさせてもらいました。
当社のご提案及びご対応はいかがでしたか?
何より、担当者の人柄がよかったです。とても話しやすく、相談しやすいばかりに、ついついたくさん要望を言ってしまいした。提案でも、A案、B案など選択肢を用意して提案してくださったので、比較することができ、意見を伝えやすかったですね。対応が1番スピーディーだったのもMACオフィスさんでした。私たちの都合に合わせて国分寺のオフィスまで来ていただいて打ち合わせをしたこともあり、コロナ禍ではありましたが対面でお話できたことで安心感にも繋がりました。
また、以前のオフィスの原状回復工事の日にちが確定しており、それまでに引越しを完了させる必要がありました。MACオフィスさんを中心にビル管理会社とも連携をとっていただき、作成いただいたスケジュール通り工事を進めることとなったのですが、新しいオフィスは着工から約半月で工事が終わりました。そのスピード感には驚きましたね。問題なく引越しも完了し、予定通り新しいオフィスで仕事をスタートさせることができました。