企業の中で責任のある立場のエグゼクティブ。そんな彼・彼女たちは日頃から使う仕事道具にこだわりをもっている人も多くいます。この記事で紹介する高級文房具メーカーは、そのデザイン性や性能の高さはもちろん、それを目にした相手に対して「細部にこだわっている印象」を与えることができるでしょう。
小さいながらもその人のこだわりやセンスが垣間見えるのがボールペン。高級文房具の中でもボールペンのカテゴリーにおいて不動の地位を獲得しているのが、1906年にドイツで生まれた「MONTBLANC(モンブラン)」。ヨーロッパ最高峰の山であるモンブランにちなんでつけられた名前からは、欧州一のメーカーであるという誇りが伺えます。思わず見惚れてしまうほどのデザイン性の高さとストレスの無い滑らかな書き味は、多くのエグゼクティブを魅了してやみません。
ゴッホ、ピカソ、ヘミングウェイなどの著名な芸術家に愛されてきた「モレスキン(Moleskine)」のノート。19世紀後半にフランスで生まれたこのメーカーの作るノートは、100年以上の間ほぼ形を変えていません。一度その歴史は途絶えますが、1998年にイタリアのメーカーによって復刻され今に至ります。黒を基調としたシンプルなデザイン、主張し過ぎないバンド、何かと便利な内側のポケットは昔からほぼ変わっておらず、シンプルで上質なものを好むエグゼクティブに喜ばれる文房具の一つです。
ドイツのハノーバーで1832年に絵具の製造を始めたことを起源とする「ペリカン(Pelikan)」。筆記具の製造が開始されたのは1929年で、当時としては珍しい「ピストン吸入式機構」などの特徴を備え、万年筆の市場に大きな衝撃をもたらしました。古き良きデザインを残しつつ、技術の面では常に革新を怠らないその姿勢で、今なお多くのエグゼクティブを惹きつけています。万年筆だけでなく、それを入れるペンケースなども人気の高級文房具メーカーです。
この記事で紹介したメーカーは、高級文房具の業界において知らぬものはいないと言ってよいほど有名です。社内でエグゼクティブに出世したときの自分へのご褒美や、友人知人のビジネスパーソンへのちょっと気の利いたプレゼントに検討してみてはいかがでしょう。