「何かやる気が出ない」「どうしてもテンションが上がらない」。この記事では、そんな人のテンションを上げる映画を3本ご紹介します。アクションなどの娯楽作品ではなく、実際存在するビジネス界の大物達の生き様を目にすることで己の気持ちを奮い立たせましょう。
ビル・ゲイツとスティーブジョブス。MicrosoftとAppleという今や世界を席巻する超大企業の創業者達の物語です。同年代に生まれた2人はお互いのターニングポイントで何度か関わりを持っています。創業当時、出来てもいない製品を「ある」と言い切るゲイツの大風呂敷の広げ方や、罵詈雑言を浴びせながらも周囲を熱狂的な渦に巻き込んでいくジョブスのカリスマ性は、テンションを上げる映画としてぜひ観て頂きたいです。
今や全世界で10億人を超えるユーザーを獲得するSNS界の巨人・フェイスブック。たった数年足らずでビジネス界の頂点まで駆け上がった創業者、マーク・ザッカーバークを描いた作品です。サービスのパクリ、創業者仲間との確執、周囲の反応の変遷、企業の浮き沈み、訴訟など、「ベンチャー企業あるある」が随所にちりばめられています。ベンチャー企業に勤務しいている人や、自分自身がベンチャー企業を立ち上げている人のテンションを上げる映画といえます。
大リーグで財政難に陥っていたアスレティックスを立て直したGM、ビリー・ビーンを描いたノンフィクションを原作とする映画です。彼は、それまでスカウトの感覚やイメージに基づく根拠なき迷信が大きな影響力を持っていた大リーグに、「徹底的な数値管理」という新たな概念を持ち込み風穴を開けました。厳しい非難にさらされながらも、今では大リーグでも常識とされるシステムを作り上げたビリー・ビーン。彼の信念や葛藤、生き様が描かれた本作は、これから何か新しいことを始める人にとって、間違いなくテンションを上げる映画と言えるでしょう。
ビジネス作品を中心にテンションを上げる映画をご紹介しました。仕事をしていく中で壁に当たっている人や、現状に不満を抱えている人は、彼らの生き様から「自分の力で何とかしてみよう」という力をもれるはずです。気分が落ち込んだときは、これらの作品を観てテンションを上げてみましょう。