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オフィス移転で「辞めたい」と従業員に言われたら?原因や防ぎ方を紹介

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オフィス移転で「辞めたい」と従業員に言われたら?原因や防ぎ方を紹介

オフィス移転で「辞めたい」と従業員に言われたら?原因や防ぎ方を紹介

オフィス移転を検討・決定した際に、「会社を辞めたい」という従業員が出てくることがあります。なぜオフィス移転によって退職希望者が出てくるのか、また、どのような対策が考えられるのか、悩む経営者も少なくありません。そこで今回は、オフィス移転によって退職希望者が出る原因や防ぎ方などについて解説します。

オフィス移転で従業員が辞めたいと感じる原因

オフィス移転によって従業員が会社を辞めたいと思う主な原因として、下記の4つがあげられます。

・自宅からの距離が遠くなる
・最寄り駅からオフィスまでが遠い
・オフィス周辺にお店が少ない
・オフィス周辺の治安が良くない

効果的な対処法を考えるためにも、上記の詳細を把握しておきましょう。

自宅からオフィスまでの距離が遠くなる

オフィス移転にともない退職希望者が出る主な原因のひとつは、自宅からの距離が遠くなることです。

オフィスが移転すると通勤時間が長くなり、今までより早く起床しなければならず、帰宅も遅くなります。その結果、ストレスや疲労感が増し、退職を検討する人も出てきます。

また、交通費が全額支給されない場合、通勤にかかる金銭的負担の増加も退職を考える要因となるでしょう。

さらに、通勤時間の増加によりワークライフバランスが崩れ、家事や趣味、勉強などに充てる時間が減少してしまいます。

その結果、子どもの保育園の送迎や習い事の開始時間に間に合わないなどの問題が生じ、退職を検討するケースもあります。

最寄り駅からオフィスまでの距離が遠い

自宅とオフィスの距離だけでなく、最寄り駅とオフィスの距離が長くなることも、移転によって従業員の退職を招く原因のひとつです。

最寄り駅からオフィスまでの距離が遠く、徒歩での移動が困難な場合、バスや自転車などを利用しなければならず、通勤の負担が増します。

オフィスの利便性が低いと、通勤自体が大きな負担となり、疲労の蓄積によって退職を検討する従業員が出てくることもあります。

オフィス周辺にお店が少ない

オフィス周辺にお店が少ない場合も、従業員が不便さを感じ、退職を検討する要因となることがあります。

例えば、近くにコンビニやランチができる飲食店がない場合、従業員は弁当を準備したり、通勤途中で購入したりしなくてはなりません。

また、スーパーマーケットやドラッグストア、カフェなどがないと、休憩時のリフレッシュや、帰宅時のちょっとした買い物が難しくなります。日常的な利便性が低い環境では、何をするにも手間がかかり、仕事のモチベーションが低下しやすくなり、結果として退職を考えるきっかけとなることがあります。

オフィス周辺の治安が良くない

オフィス移転にともない退職希望者が増える原因として、周辺の治安の悪さがあげられます。治安が悪い地域では、トラブルに巻き込まれるリスクが高まり、騒音や悪臭といった環境面で問題に悩まされる可能性があるため、注意が必要です。

特に、帰宅時間が遅い従業員や女性などは不安を感じやすく、退職を検討することもあります。

オフィス移転で従業員が辞めるのを防ぐ方法4選

オフィス移転で従業員が辞めるのを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、退職防止の具体的な方法を4つ紹介します。

1.アクセス・利便性・治安が良いオフィスを探す

従業員の多くは、オフィスまでのアクセスの良さや利便性、治安を重視します。オフィス移転による退職を防ぎためには、これらの3つの条件を満たしたオフィスを選ぶことが重要です。

例えば、通勤時間が長くなったり、乗り換えが増えたりすると、不満が蓄積しやすくなります。そのため、最寄り駅から近く、アクセスの良い立地のオフィスを選ぶことが望ましいでしょう。

また、周辺に店舗が少ないと、ランチや買い物に不便を感じることがあります。近隣にコンビニや飲食店があるかなど、周辺環境の充実度も確認しておきましょう。

さらに、従業員の安全を考慮し、周辺の治安も事前に把握することが重要です。特に夜間の治安については、残業で遅くなった際に安心して帰宅できるか環境かどうかをチェックしておきましょう。

2.従業員にヒアリングする

企業側が細やかに配慮しても、従業員のニーズと合わなければ退職者が出る可能性があります。移転先を選定する前に、従業員へのヒアリングを行い、要望や疑問、不安などの意見を収集しましょう。

すべての希望を満たすオフィスを見つけるのは難しいものの、可能な限り意見を反映し、不安や課題に対する対策を講じることが重要です。従業員の納得感が高まれば、退職者の発生を抑えやすくなります。

3.働きやすい環境を整える

移転先のオフィスの立地や治安だけでなく、オフィス内の環境を整えることも重要です。レイアウトや設備を工夫し、快適な職場環境を提供することで、従業員のモチベーション向上につながります。

従業員同士の交流を促進するために、フリーアドレスやコミュニケーションスペースを設けるのも有効です。

また、周辺にコンビニや飲食店などが少ない場合は、社員食堂やリフレッシュスペースの導入を検討すると良いでしょう。

4.働き方の多様化を推進する

現在のオフィスから離れた場所に移転する場合や、移転先のアクセスが良くない場合は、通勤負担を軽減する対策を検討しましょう。

例えば、リモートワークやフレックスタイム制度を導入することで、通勤によるストレスや疲労を軽減できます。

週5日のリモートワークが難しい場合でも、週3日まで可能にするなど、柔軟な働き方を取り入れるのも有効です。

また、業務内容や役割に応じて働き方を選べるようにすることで、従業員満足度が向上し、仕事のモチベーションや企業への帰属意識が高まるため、退職者の抑制にもつながります。

オフィス移転時にチェックすべき点を把握したい方はこちらも参考にしてください。

オフィス移転のチェックリスト!12か月前から移転後まで必要な準備を網羅

【従業員視点】オフィス移転のメリット

オフィス移転による退職を防ぐには、移転によってどのようなメリットが得られるのかを従業員に周知することも大切です。そこで、従業員視点のオフィス移転のメリットを紹介します。

仕事へのモチベーションが上がる

オフィス移転によって環境が変わることで気分がリフレッシュされ、仕事へのモチベーションが高まりやすくなります。

また、移転先のオフィスにリフレッシュルームや個室ブースなどの最新設備が整い、快適な空間が確保されていれば、集中力の向上も期待できます。

さらに、オフィス内のレイアウトやデザインが工夫され、動線が良く働きやすい環境であれば、業務効率の向上にもつながるでしょう。

加えて、現在のオフィスよりも利便性が高い立地に移転することで、通勤による疲労やストレスが軽減され、ワークライフバランスの改善にも寄与します。

従業員同士のコミュニケーションが増える

オフィス移転によって、従業員同士のコミュニケーションが活発になる点も大きなメリットです。例えば、移転後のオフィスにコミュニケーションスペースや社員食堂が設けられたり、フリーアドレスが導入されたりすると、部署を超えた会話や交流が増えます。

その結果、移転前のオフィスでは顔を合わせる機会が少なかった従業員同士のコミュニケーションが活性化し、社内の連携が強化されるでしょう。特に、部署を超えた協力が必要なプロジェクトでは、スムーズな連携が期待できます。

また、オフィス周辺に飲食店が多い場合、社外の人と交流する機会が増えるかもしれません。いつもとは違う人と接することで新たなアイデアが生まれたり、ビジネスチャンスにつながったりする可能性もあります。

社内のコミュニケーションの改善方法が知りたい方はこちらも参考にしてください。

社内コミュニケーションを改善するメリットとは?おすすめの方法も紹介

まとめ

オフィス移転によってアクセスや利便性、周辺の治安などが悪くなると、退職希望者が増えるおそれがあります。退職を防ぐには、立地や周辺環境を調査したり従業員の意見を収集したりした上で、慎重に移転先を探すことが重要です。

なかなか移転計画が進まない場合は、プロのサポートを受けることも検討してみてはいかがでしょうか。

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