〈オフィス×SDGs〉の取り組み
オフィスの移転や開設などに伴うオフィスコンサルティングを行う株式会社MACオフィス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:池野衛)は、オフィスで取り組める身近なSDGs活動として、ペットボトルキャップの回収を行っています。回収したキャップをワクチンに換え、プラスチック資源のリサイクルと世界の子どもたちの命を守る活動への取り組みを開始しました。
重要性が増すSDGsへの取り組み
近年、企業のSDGsや社会貢献への取り組みの重要性が増しています。20代から50代の会社員1,600人を対象にしたSDGsに関する意識調査(※Adecco Group Japan調べ)によると、6割以上が「SDGsへの取り組みが活発な企業で働きたい」と回答するなど、人材採用の面からもその影響力が伺えます。一方で、「勤務先がすでにSDGsに取り組んでいる」と回答したのは全体の3割となり、取り組む企業が少ない現状があります。
「何から取り組めばよいのかわからない」という声も多いなか、当社ではオフィスで始められる身近なSDGsの取り組みとして、ペットボトルキャップの回収活動を行っています。認定NPO法人「世界のこどもたちにワクチンを日本委員会(JCV)」への参加を通して、プラスチック資源のリサイクルと世界の子どもたちの命を守る「子どもワクチン支援」に貢献します。2022年4月の開始から約半年で45Lのゴミ袋1.5袋分のキャップを回収しました。(45Lのゴミ袋1袋分で約7kg、1kgあたり約500個と言われています。)これは、SDGs17項目の「1 貧困をなくそう」、「3 すべての人に健康と福祉を」、「12 つくる責任つかう責任」、「14 海の豊かさを守ろう」の4つの項目に該当する取り組みです。
オーナーシップを持って、新卒メンバーが企画・実施
取り組みのきっかけは2022年度の新卒社員研修でした。当社ではマイボトルやマイカップ利用者がいるため、ペットボトル利用者は約3割です。廃棄されるペットボトルのキャップを分別し回収することで「プラスチック資源のリサイクル」や「子どもワクチン支援」に繋がることを知り、どのような方法で回収すれば社員の協力を促すことができるのか、企画から実施に至るまで新卒メンバー3名で行いました。社内告知のポスター作成や回収用のボックスを新卒メンバーで作成し、ボックスはプラスチック不使用を意識して手作りしました。設置後は、手間もいらず、人手もいらず、社員が無理なく継続できる活動となっています。
当社では、行動指針(Value)の1つに「オーナーシップ」を掲げています。これからも、環境問題・差別・貧困・人権問題といった世界的な課題を他人事とせず、出来ることから取り組んでまいります。