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疲れ目解消!鍼やお灸で眼精疲労を手当てしよう

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疲れ目解消!鍼やお灸で眼精疲労を手当てしよう

疲れ目解消!鍼やお灸で眼精疲労を手当てしよう

「目が疲れる」「目が痛い」という方はいらっしゃいませんか? 休んでも治らずに症状が頑固に続いたり、目だけでなく身体にまで悪影響が及んだりする場合、医学的にはこのような状態を「眼精〈がんせい〉疲労」と呼んで、単なる目の疲れである「眼疲労」と区別されます。
眼精疲労は、何らかの手を打たなければ、仕事や環境が変わるといった生活の変化がない限り、自然には治らない、と言われています。 「ただの目の疲れ」などと軽く考えず、なるべく早く診察を受け、対策を立てたいものです。
 

WHO認定!眼精疲労に効く鍼灸

【引用元:GATAG】

さて、では、眼精疲労と診断されたが、目薬や筋肉を緩める薬を処方されて「ゆっくり休んでください」と言われるだけで途方にくれた経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか? 「ゆっくり休んでください」と言われても、そうそう簡単に仕事は休めないもの。
そんな時は鍼灸を試してみてはいかがでしょう? 鍼灸と聞くと「お年寄りが受けるもの」「針を刺すなんて、怖い」「古臭い」「そんなので効果あるの?」と思われるかもしれませんね。 いえいえ、実は鍼灸は具体的に眼精疲労対策に効果をあげています。なにしろあの世界保健機関(WHO)が「鍼灸治療で効果がある」と認定したリストの中に、「眼精疲労」は含まれているのですから。
20世紀後半より、鍼灸は欧米においても有用な医療技術として認識され、実際に活用されるようになっています。1999年には世界保健機関(WHO)が鍼治療の基礎教育と安全性に関するガイドラインを提示。今や鍼灸は、東洋を超えてグローバルに認知されているのです。 また医療だけでなく、アンチエイジングとしての「美容鍼灸」や、ケガからの回復過程や筋肉のコンディショニングとしての「スポーツ鍼灸」として、セレブやアスリート達にも利用されています。
 

東洋医学から診た「眼精疲労と女性」と鍼灸のやり方

【引用元:ぱくたそ】

鍼灸は東洋医学の経絡理論を元に施術されます。西洋医学は「内科」「眼科」「婦人科」などと身体部位のパーツごとに受診先が異なりますが、東洋医学では人間の身体働きを全体的に関与連携しているものと捉えています。 眼の症状に関与している、と考えられているのは「肝経」ですが、卵巣や子宮の働き補助もしている部分なので、女性は男性よりも眼の疲れが生じ易い、という説もあります。
また鍼灸は、血行を促進したり、体の中のエネルギーの流れである「気」のバランスを整えたりすることで体に起きているアンバランスを整えます。「鍼を刺す」「灸を据える」という刺激が加わることにより、身体本来の「あ、治らなくちゃ」という働きが促進されるのです。
鍼は、刺してすぐ抜く「単差し」、刺したまま10~15分程度置く「置鍼」、刺した鍼に低周波の電流を流して筋肉の血行促進をはかる「パルス鍼」などがあります。一般的には、髪の毛程のごく細い、使い捨ての鍼が使用されます。熟練の施術者に刺してもらえば、痛みはほとんど感じません。 灸にもさまざまな種類がありますが、通常の治療で使われる灸は「温灸」といって直接皮膚に艾(もぐさ)を乗せず、間接的に熱を伝える手法です。火を使うので多少は熱く感じますが、ヤケドをするような心配はまったくありません。
 

鍼灸治療を受けるには

【引用元:ぱくたそ】

日本での鍼灸は、国家資格を取得した「はり師」「きゅう師」から受けることができます。 受けられる店舗としては、「鍼灸院」「整骨院で鍼灸も対応」という看板が目安になります。出張診療もあります。ネットで検索すればいろいろと情報が出ていますので探してみましょう。
鍼灸は本人の自覚症状も施術の目安として大事に聴かれますので、話しやすい先生を選ぶのがいいのではないでしょうか。 また、受診の際には肩や腕を露出しやすいよう、タンクトップ+上着のような服装がお勧めです。 鍼灸治療は原則自費で、健康保険が使えません。ですが、医師の同意書があれば、健康保険が使えます。例えば自費だと1回4000円程度の治療費も、保険を適用すれば1400円程度になります。
もし眼科で同意書が得られなければ、整形外科で「四十肩・五十肩」「ストレートネック」などの診断を得て鍼灸治療の同意書をもらう、という手もあります。実際、眼精疲労者には肩・腕・首の疾患を抱えているケースが非常に多いそうです。 鍼灸の治療を保険適用にするため、下記項目も合わせて確認してみましょう。
・その病気は、先に医師の治療を受けていること。
・保険で鍼灸を受けている期間、その病気についてのみ医院、病院にかかれません。他の病気の治療は受けられます。
・同意書を書いて頂く医師は日頃かかりつけの先生がよいです。
・最初に医師の同意を受けてから、それ以後は、3ヶ月毎に再度、同意が必要です。但し、再度の同意は同意書に記入してもらう必要は無く口頭で結構です。
・保険の種類によっては、取り扱いが出来なかったり、患者さん本人が手続きをしなければならないものもありますので鍼灸院にお問い合わせ下さい。
 

鍼灸治療を開始する流れ

【引用元:GAHAG】

鍼灸治療は患者の状況と施術者のスキル・資格・設備により、様々な方法が取られます。 今回取材にご協力を戴いた、「まほろ接骨院」のケースをご紹介しましょう。 ちなみに院長の加納先生は鍼師/灸師だけでなく、柔道整復師・正看護師+ケアマネ・登録販売者取得済の資格もお持ちなので、こちらでは複合的な治療を受けることが出来ます。 「PC・スマホ画面の光やLED蛍光灯の灯が眼に刺さるように痛い、という患者さんでした。眼科主治医からPC作業は1日1時間までと診断され、休職。目薬と休養だけでは治らなくて、鍼が効くと聞いて来院されたとのことでした。
触診したところ、腕の筋膜癒着と肩首に酷いコリがあったので、肩と首には「パルス鍼」、腕には筋膜を引き剥がすマッサージと筋肉を柔らかくする超音波療法を行い、毎回施術後には酸素ボックスとウォーターベットで血行を促進、骨格姿勢矯正も2回施術しました。 3週間ほど通っていただいていますが、光が眼に刺さるような感覚に襲われることはなくなって、PC眼鏡をかけずともよくなったそうです。 かなり慢性化していましたので治療が長くなってますが、もっと初期に来ていただけたら治りは早いですよ。とのこと。
 
 
西洋医学では患者の自覚症状があっても検査で規定を越えた値が出ないと様子見されることがありますが、東洋医学では「未病」として施術対象になります。 病院に行っても改善されない眼精疲労を感じていたら、手をこまねいて慢性化する前に一度、鍼灸の先生に相談されてみては如何でしょうか。
取材協力:首、肩の痛み・腰痛ならおまかせ!症状撃退に特化した院 まほろ接骨院 埼玉県さいたま市桜区上大久保201(埼玉大学そば) http://www.ekiten.jp/shop_6940858/

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