社の展望に見合った移転先を見つけることから、業者を選んで引っ越しの見積もりを出してもらい、社員に移転スケジュールを周知して、古くなったオフィス家具は処分の方法を検討して……と、オフィスの移転は仕切る側にしたら非常に骨の折れる工程ですが、逆に考えると会社に新風を吹き込む大きなチャンスでもあります。この流れに便乗して、新しいオフィスをより快適にするためにオフィス家具も可能な範囲で刷新してみてはいかがですか?おすすめのオフィスチェアとデスク、及びその他オフィスの空気を作るためのアイテムをご紹介します!
新しいオフィスであっても、変わらず長時間にわたって座ってPCとにらめっこしながら仕事をする以上、最も大切になってくるのはオフィスチェア選びです。上を見ればきりがないオフィスチェアのコストを抑える最も効果的な方法は、中古のOA機器を取り扱っている店に赴くことです。
しかし、チェアの十分な数が確保できるかどうか、また移転した新しいオフィスに中古の家具はそぐわないと感じる場合も考えられるため、ここではあくまで新品で購入することを前提として、3種類の椅子をご紹介します。
一つ目は「NEW-ATHLETE」という、楽天で取り扱われているオフィスチェアです。
オフィスチェアとして基本的な機能はすべて盛り込まれていながら、カラーバリエーションも豊富で、2万円を切る価格帯です。そして、嬉しいことにまとめ買いをすればさらに割引されるという待遇です。
二つ目は日本のオフィスチェア業界をけん引する岡村製作所の「ルーチェシリーズ」です。
グッドデザイン賞を受賞したシンプルなデザインは場所を選ばず、またカラーバリエーションも豊富で高い汎用性を誇ります。スマートリラクゼーション構造で体を包み込むように支えてくれるため、腰が弱い人にもおすすめです。
三つ目は海外ブランドの中でもオフィスチェアの代名詞であるHerman Millerの「アーロンチェア」です。
中でもこのライトシリーズは必要最低限の要素に限って作られながら、しっかりと人間工学にもとづいた設計がなされており、少々値は張りますが誰が座ってもまず間違いがない、極めて快適な一品です。
【NEW-ATHLETE】
【ルーチェシリーズ】
【アーロンチェア】
オフィスチェアを用意出来たら当然次の家具には見合ったデスクを用意したいところです。デスクの場合は収納以外の機能性についてそれほど大きく求める必要がないため、移転前のデスクをそのまま使うパターンが多いかもしれませんが、だからこそあえて新調することで気分も一新できるようなオフィスデスクをご紹介します。
まずは新しいオフィス空間をさらに広く見せて、尚且つ清潔な印象を与えやすいガラスデスクはいかがでしょう?
デスク下に収納を求めなければ、足元までも見通すことができるため、空間が広く感じられます。また、ガラスデスクは一見高そうな印象があるかもしれませんが、最近は1万円以下の製品も豊富に存在しています。
次に紹介するのは美しい木目と、幅広い拡張性と機能性を兼ね備えたfantoniのデスクです。
イタリアンデスクらしい洗練されたデザインと、どこまでも拡張していける周辺部品が特徴で、シンプルにデスクだけを複数購入して広いワークスペースにも、一つのデスクをしっかり拡張して個人オフィスにも合わせることができます。デスク単体のお値段は3万円台となっています。
最後に紹介するのは遊び心にあふれたかわいらしいデスク、ピンポンワークテーブルです。
その名の通り、就業時間の間はしっかりとした仕事机として使用し、一度仕事が終われば卓球台に早変わりさせることができます!卓球台シェアNo.1メーカー「三英」が開発に全面協力し、そのクオリティは折り紙付きです。値段は22万円超と少々お高くなっていますが、1台あるとオフィスの雰囲気もぐっと和らいで、居心地がいい空間になること間違いなしです!
【ガラスデスク】
【fantoni】
【ピンポンワークテーブル】
ノマドワーカーが一般的になっている時代において、椅子とデスクがあればそれだけでも十分に仕事をする環境としての役割は果たしますが、オフィスがたったそれだけの環境であれば、わざわざ毎日そこに足を運んで仕事をしたいとは思えません。毎日通うオフィスだからこそ、そこで時間を過ごすことに負担を感じないように工夫する必要があります。そこでオフィスのアクセントとなって、空間を彩ってくれるアイテムをご紹介しましょう。こういった物があるだけで、オフィスの雰囲気が大きく変わり、居心地に貢献してくれます。
まずご紹介するのはなんといっても観葉植物です。
殺風景になりがちなオフィスに緑があると、精神的なストレスを大きく軽減する助けになります。ミーティングスペース用に大きめのものがあればお客様も居心地よく、個人デスク用の小さいものがあれば社員のちょっとした息抜きを手伝ってくれます。最近はオフィスごとに適した植物をレンタルして、定期的に手入れまでしてくれるサービスもあるので検討してみてはいかがでしょう。
次に紹介するのは棚です。このマルゲリータの本棚の特長は壁一面に本棚が広がって、そのままオシャレな壁となって部屋の空気づくりに貢献してくれる点です。ファイルで埋めてしまっては殺風景ですが、レイアウトの仕方によっては空間に遊び心を加えてくれて楽しいオフィスになるでしょう。個人のロッカー的な使い方にも適していて便利です。
【観葉植物】
【マルゲリータ】
上を見ればクオリティと価格に上限はありませんが、せっかくオフィスを移転するのであれば何かしら環境を変えて、新天地での仕事に弾みをつけたいものです。中古で探して安めのもので数をそろえたり、奮発して高めのものを少量確保したり、小物にこだわって空間の演出に力を入れてみたり、方法は色々あります。新しい仕事場を快適な空間にグレードアップさせて、毎日の業務を楽しめる環境を作ってしまいましょう!