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オフィスの見た目が綺麗!「フリーアクセスフロア」を導入しよう

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オフィスの見た目が綺麗!「フリーアクセスフロア」を導入しよう

オフィスの見た目が綺麗!「フリーアクセスフロア」を導入しよう

オフィスとは、すなわち企業の顔です。そのため、デザインやオフィス什器にこだわりを持ち、オフィスづくりを行う企業が増えています。その中でも注目を集めるのが、「フリーアクセスフロア」です。
フリーアクセスフロアとは、オフィスの床を二重構造にし、本来の床と上げ底した床の隙間にオフィスで使用されるケーブル配線を収納できる床のことを指します。配線がむき出しになっている床は見た目が悪いため、これを導入するオフィスが増えています。
では、フリーアクセスフロアの導入にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

フリーアクセスフロアを導入しよう

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

フリーアクセスフロアが注目されるようになったのは、OA機器が企業に採用されるようになった昭和50年代頃と言われています。特に昭和61年、通商産業省の主導によるニューオフィス化推進運動の影響からオフィスの環境が変化し、快適さや安全性が求められるようになりました。新たなオフィスのフロアとして着目されたのがフリーアクセスフロアであり、市場の要請や要望に応じつつ、一般事務所用に必要な試験方法と試験項目、性能を規定し、オフィスをはじめとする建物になくてはならない機能にまで成長しました。さらに、東京オリンピックの開催に向け、ビルの建て替えなど建物に関する需要が格段に増えている現在では、フリーアクセスフロアの市場拡大と活動の拡大が期待されています。
フリーアクセスフロアは、単にケーブル配線を収納するだけの床ではありません。オフィスだけでなく、データセンターやクリーンルームなど多様な分野で用いられています。その設定基準には設置場所や載積荷重などがあり、材質・施工方法、配線システムなどを配慮することによって、多種多様な機能として使用することができます。
例えば、用途別で分類すると、
・OA室・一般事務室用
・コンピューター室や交換機室機械・機器を設置する電算室用
・精密機器や食品などの製造工場で使用する清浄な空調空気が管理できる特殊なクリーンルーム用
などが挙げられます。
それぞれの企業やオフィスに応じたフリーアクセスフロアを選択し導入することが必要になります。

フリーアクセスフロアの特徴とメリット

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

フリーアクセスフロアの特徴は、オフィス空間で使用されるケーブル配線や空調設備等の機器などを床上にむき出しにせず、すっきりと収納した状態で維持できるという点です。
オフィスでは、電話機やネットワークなどさまざまな配線を繋いでいるため、配線が床上でぐちゃぐちゃになってしまうことが多くあります。そのため、従来ではケーブルカバーやケーブルボックス、ケーブルタイなどを利用し、床上をすっきり見せる工夫をしてきました。しかし、それでも多少の段差ができ、目立ってしまうことが多々ありました。
そこで、フリーアクセスフロアを導入することで配線自体が見えなくなり、オフィスの床を常にスッキリとさせることができるのです。さらに、従来のように配線やケーブルカバーなどに躓いて転倒することや配線を損傷させること、データを消失するリスクもなくなるというメリットが生まれるのです。
また、情報化社会である現在では、オフィス内にある情報機器は増加の一途をたどっています。フリーアクセスフロアは、情報機器の増設やオフィスレイアウトの変更など配線メンテナンスを機能的かつ安全に行うことができます。
つまり、フリーアクセスフロアは、オフィスの見た目や快適さだけではなく、オフィス環境の向上と安全性にも特化した製品であると言えます。

フリーアクセスフロアでオフィスが変わる

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

フリーアクセスフロアは、それを導入することによってオフィスの雰囲気を劇的に変えることができます。
最近ではオフィスデザインが注目され、企業のイメージや企業で働く従業員の働きやすさ、来社されるお客様への印象などを考慮し、さまざまなこだわりや工夫が施されていますが、フリーアクセスフロアもその中のひとつとしてオフィスの床をすっきり見せ、従業員の歩きやすさに大きなメリットを生んでいます。
しかし、フリーアクセスフロアの魅力はそれだけではありません。
日本は自然災害が多い国のひとつと言われています。近年では東日本大震災や熊本地震、豪雨などの自然災害による被害が大きく、人々にはもちろん、企業の事業にも大きな爪痕を残しました。企業の行う事業がストップし、経済自体の動きが止まってしまい、従業員の職や生活が危うくなってしまったのです。そのため、企業では事業を守るため、BCP(事業継続計画)と呼ばれる自然災害などの緊急事態を想定した復旧や事業継続の方法・手段を計画する動きが見られています。
また、オフィス内で起きた緊急事態時の被害として多く見られるのが、オフィス什器の転倒や落下です。そのため、フリーアクセスフロアでは耐震に対する安全面も考慮されているのです。
例えば、フリーアクセスフロア自体に耐震性能を持たせ、フロアのズレや崩れ防止を強化し、オフィス機器とフロアの両方を守ることが可能になります。フリーアクセスフロアの種類や設置方法はいくつもあります。その中で、オフィスのニーズに合わせたものを選択し、工事していきましょう。そのときに地震対策として耐震性を強化することで、従業員や地域住民の安全を図ることができるのです。
オフィスにフリーアクセスフロアを導入することは、配線の収納や従業員の働きやすさだけでなく、自然災害などの緊急時に備え、従業員や企業の事業の安全を守ることにもつながっていくのです。
情報化社会の影響で企業のOA機器が増えたことにより注目を集めたフリーアクセスフロアですが、今ではオフィスデザインのひとつではなく、企業の事業や従業員の安全のために導入されることが増えています。その一方で、既存のオフィスにフリーアクセスフロアを導入する場合の工事費用から、導入を断念する企業も少なくありません。
しかし、東京オリンピックの開催などにより建物へのニーズが高まる現在だからこそ、建物の安全、企業の事業の安全、人々の安全のためにもメリットのあるフリーアクセスフロアの導入を検討してみてはいかがでしょうか。オフィスのあり方を見直すと同時に、企業の安全面もフリーアクセスフロアで強化していきましょう。

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