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社員のモチベーションアップにつながるレイアウトの工夫

オフィスのお役立ち情報

社員のモチベーションアップにつながるレイアウトの工夫

社員のモチベーションアップにつながるレイアウトの工夫

かつてオフィスと言えば無機質な空間であり、とにかく最低限仕事ができればよい、という考え方が大半でした。しかし近年ではIT業界のような最先端企業に代表されるように、社員のモチベーションアップにつながるようなオシャレなオフィスレイアウトというものが次々と考え出されており、実際に形となって表れています。今回はそのコンセプトを見ていきましょう。

社員のモチベーションを上げるために必要な環境とは

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

社員のモチベーションは結果的に企業の生産性アップにもつながる可能性がありますが、まずそのメカニズムを解明していきましょう。
社員のモチベーションをアップさせるためには、当該企業が「働きやすい職場環境」を作り上げることが重要です。しかしながら近年、セクハラやマタハラ、パワハラといった、部下に対して上司が色々な形での嫌がらせをすることが社会問題となっています。小学校や中学校の「いじめ」にも似た構図となっていますが、こうした各種ハラスメントを受けた従業員は精神的に病み、休職を余儀なくされる場合もあります。その結果、貴重な戦力を失って企業の生産性が低下するだけでなく、ハラスメントに関して厳しい目が向けられるようになった社会からも糾弾され、企業の信用が失墜してしまい、利益追求どころではなくなってしまうかもしれません。職場の人間関係が働きやすい職場を作る第一歩となっているのです。
そして、オフィスのレイアウトもモチベーションアップに一役買います。オフィスは従業員(社会人)が一日を長く過ごす場所であり、そこを快適な環境にすることが企業の生産性をあげる近道ともいえます。仕事をするデスクだけでなく、休憩所も充実させ従業員同士のコミュニケーションを充実させましょう。例えばオフィス内の中心部分に休憩所を作り、コミュニケーションをしやすい環境を作り上げれば多くの従業員の利用が見込め、メリハリがつき、仕事にも精が出ることでしょう。
仕事は自己実現の場でもあります。自分の居場所があると実感でき、スキルアップの機会があると感じられる職場であれば一人一人の従業員のモチベーションもアップし、それが結果的に企業の生産性のさらなるアップにもつながるのです。

オシャレなオフィスレイアウトを作るための前提条件

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

そもそも、社員のモチベーションをアップさせるようなオフィスレイアウトのデザインは、ある意味それまでの環境をガラっと変える可能性があります。デスクの並びを変えるという簡単なものから、床や壁面のデザインを変えたり新たにオブジェを置いてみるなど、様々な手法が考えられることでしょう。
しかしながら、もしも根本的にデザインを変えて社員のモチベーションアップ=生産性の大幅なアップにつなげたいと考えるならば、それは「投資」と同じ意味になります。すなわち、膨大な時間とコストをかけ洗練されたオフィスレイアウトを考え出すということになるのです。そのためには、外部の業者に依頼するという手法が最適でしょう。
ただ、単純に「モチベーションアップになるようなレイアウトを考えてほしい」と業者に言うだけでは、その企業にあったレイアウトは生まれてきません。前提条件として、企業がイメージするレイアウトをあらかじめ社内会議などを重ねて作成する必要がありますが、そのポイントは3つあると考えられます。
まずは「時間」です。レイアウトの完成までには当然ながら時間がかかるので、いかに短い時間で作ってもらうか、その間の業務はどうするのかを考えておく必要があるでしょう。
2つ目に「値段」です。企業の財政を圧迫するような、あまりにも高いコストでレイアウトデザインを考え出してもらうことには高いリスクが伴ってしまうので、慎重に検討していきましょう。
そして3つ目が「質」です。どんなに豪華なレイアウトを組んだとしても、それが社員のモチベーションにつながらなければ本末転倒です。ただコストをかけただけのムダなレイアウトデザインとなり、ましてや元に戻すのもまた値段と時間がかかってしまうので、企業活動にとってかなりのロスとなってしまいます。
こうした3つの要素を加味して、それに適合した業者を見つけよく相談してみましょう。

従業員がやる気を出せるレイアウトを考えてみよう!

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

さて、これまでの考え方を踏まえて、どういったオフィスレイアウトが従業員のモチベーションを上げるのでしょうか。
まずは、従業員同士のコミュニケーションを取りやすいレイアウトを作り出す、ということです。これまでの、デスクとデスクを突き合せただけのレイアウトは無味乾燥に感じてしまう可能性もあります。斜めにしてみたり、ジグザグに配置するだけでもかなり斬新なレイアウトとなり、新鮮な気持ちで仕事ができるかもしれません。コピー機やFAX機を一同に集める「マグネットスペース式」レイアウトは、コピーなどを取りに多くの従業員が一か所に集まることとなります。普段顔を合わせることのない従業員同士がそこで会話などをすると、意外な仕事のヒントが見つかるかもしれません。会議をするフロアも、様々なデザインにこだわると面白いでしょう。通常のデスクとイスが並べられたところだけでなく、畳張りのフロアやウッドデッキを利用したフロア、癒しの空間として足湯が用意されたフロアなどもリラックスできて、思わぬアイデア創出の場となるかもしれません。
次に、色を効果的に利用するという手法があります。色は人間の視覚に直接訴えかけるものなので、オフィス内のレイアウトに合う色を効果的に配色すれば、間接的に仕事へのモチベーションをアップさせることにもつながります。
3つ目は、遊び要素を取り入れることです。IT企業などの多くが休憩室に、童心に帰れるような卓球台やゲーム台などを取り入れています。従業員同士のコミュニケーションが取りやすくなるだけでなく、遊びを通じて思わぬ仕事のアイデアが浮かぶこともあります。
以上紹介してきたようなレイアウトはほんの一例です。企業が有する「資金」をもとに、従業員の意見もとりつつ、仕事へのモチベーションをアップさせるようなレイアウトを考え出してみましょう。
いかがでしたか。企業がさらなる成長を遂げるためには生産性のアップ、すなわちそこで働く従業員のモチベーションをアップさせることが肝要です。各種ハラスメントを発生させないよう人間関係に考慮しつつ、工夫されたレイアウトを生み出して従業員をある意味「仕事をしていて楽しい」と思わせるようにしたいところです。

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