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顧客といい関係を築くために押さえておきたい弁護士事務所のデザイン

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顧客といい関係を築くために押さえておきたい弁護士事務所のデザイン

顧客といい関係を築くために押さえておきたい弁護士事務所のデザイン

弁護士は、日常生活で起こりうる様々なトラブルを解決してくれるプロの集団です。弁護士の立場で考えてみると、顧客=依頼者に安心して案件をまかせてもらうためにも、弁護の実力はもちろんですが、相談の場となる弁護士オフィスのデザインには大いに気を配らなければならないポイントとなります。案件の性質上、神経質にならざるを得ない依頼者の方々の信頼を得るのは、実際に仕事を行う前の大前提ともいえるでしょう。今回は弁護士の方必見の、理想的なオフィスデザインを考えていきます。

弁護士事務所のデザインとは?そのポイント

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

弁護士と言う職業は、一にも二にも依頼人に信頼してもらえなければ「商売あがったり」になってしまいます。「信頼してもらう」という言葉をキーワードに、弁護士事務所のデザインにあるべき姿を検証していきます。
依頼人が持ち込む案件は、非常にデリケートな問題を含んでいます。できることなら、弁護士本人以外には誰にも知られず話を進めたい、と思っているかもしれません。したがって弁護士事務所のオフィスデザインは、そんな依頼人のプライバシーを最大限守るような配慮がなければならないでしょう。もちろん弁護士に守秘義務があるのは当然のことなのですが、それをオフィスデザインを通して依頼人に感じ取ってもらう事ができれば、絶大な信頼を勝ち取ることができます。
具体的には、パーテーションの質にまずは気を配りましょう。一般の企業におけるパーテーションは、一人一人が仕事に集中できる環境を作りつつも、開放感を味わえるものを使用しないと、社員がストレスを感じてしまうかもしれません。視覚的には個室を演出しながらも、実際は解放された1フロアとなっているのです。しかし、弁護士事務所で扱うべきパーテーションはそれと真逆のものである方が良いでしょう。弁護士事務所には依頼者が同時間帯に複数名訪れている場合があります。プライバシーを守りたい依頼者にとっては、他の依頼者と(場合によっては事務所で働く事務員とすら極力)顔を合わせたくないと思っているかもしれません。視覚的にはもちろん、依頼内容が外に漏れることの少ない遮音性にも優れたパーテーションを事務所の効果的な位置に配置するのがベストと言えます。
こうした配慮をすることが、依頼人の信頼を勝ち取る第一歩なのです。

弁護士事務所のデザインのポイント、その2

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

前段では依頼者のプライバシーに配慮したデザインを考えてきました。弁護士事務所はまた、弁護と言う「厳正な行為」に見合った重厚さを感じさせながらも、依頼者が訪れやすい雰囲気を持ったデザインを構築するということも考慮に入れなければなりません。
具体的には、シックでありながらもモダンなデザインを目指しましょう。依頼者は、場合によっては切迫した心理状況で相談を持ち掛けてくる場合があります。そんな興奮した心理状況を抑えるためにも、事務所内は落ち着いた雰囲気であることが望まれます。例えば、事務所内の配色を工夫してみましょう。青色は心理的に「人の心を鎮静化させる」作用があります。積極的に導入することで、依頼者の心理も自然と落ち着き、冷静に相談できるようになります。
また、相談内容は重苦しいものである場合も多いので、「苦悩の中にも一筋の光が見える」といったコンセプトの元に、一部明るい色合いを取り入れるのも一つの手法となります。この一見矛盾した明暗の色をうまく使い分けることで、依頼者は自然と相談しやすい心理状態になるでしょう。具体的には、オフィス家具などは落ち着いた色合いにし、窓から効果的に採光するなどの工夫が考えられます。

弁護士事務所のデザインのポイント、その3

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

その他に注意すべき、弁護士事務所のデザインのポイントを考えていきましょう。
依頼者にマイナスイメージを持たれないためにも、事務所内に存在する紙の書類の扱いには特に気を配るべきです。一般の企業のオフィスにも言えることですが、ルーズな人だと仕事をしていくうえで、自然とデスク上は次から次へと発生する紙の書類の山となってしまうことでしょう。これは見た目にも不快感を相手に与えてしまいますし、重要な書類の紛失という事態にもなりかねません。
このことは、弁護士を生業としている人にとってはより注意すべき問題となってきます。仕事の性質上、紙の書類の発生はかなり多いものとなります。これは、彼らが取り扱う法律というものが伝統的に文字によって伝達されるものであり、過去の判例などを重視するためどうしても多くの資料が必要になるためです。さらに、法律は内容の正確さが求められるため非常に難解な文章で書かれており、その解釈にも様々なものがあるので、法律が書かれた法典や解釈用の資料などが必要であり、その結果膨大な量の紙が発生するのです。一般のオフィスではPDFで保存するといったペーパーレスの動きが進んでいますが、弁護士事務所ではまだまだ紙状の書類の存在感が大きい、という実状があります。
紙の書類が乱雑に置かれていると紛失する可能性が高くなり、さらに依頼者に「汚いオフィスだな」という悪印象を与えることにもなりかねないので、取り扱いには十分気をつけましょう。具体的には、大量の書類を収めておくスペースを確保し、たくさん収められる収納棚をそこに置いておくのがベストです。そうすることにより書類の整理がつき事務所内も見た目がスッキリするほか、書類をすぐに取り出せて業務がスムーズになり、依頼者にも好印象を与えることでしょう。
いかがでしたか。弁護士事務所は、一般の人は訪れる機会の少ない、いわば「特殊な場所」です。様々な事情から訪れることとなった未知の場所に対する不安を少しでも和らげるために、そして信頼を獲得してもらうために、そのデザインには細心の注意を払わなければなりません。「実は気軽に訪れやすい場所なんですよ」というアピールができるように、もう一度自分の事務所内を見渡してみて、改善できるところは改善できるようにしましょう。
また、以下のサイトも参考になります、ぜひ一度アクセスしてみてください。
【弁護士事務所.net】 

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