オフィスにおけるデザインチェアといえば、ハーマンミラーのアーロンチェアに代表されるように、海外のメーカーやブランドが有名です。しかし、日本のオフィス家具メーカーである岡村製作所のデザインチェアは、それに匹敵する性能を持っていると言われています。そんな岡村製作所のデザインチェアを、ネット上での売上を元に、ランキング形式で発表します。
岡村製作所のデザインチェアの中で、もっとも有名かつ人気なのがこの「コンテッサ」というモデルです。デザインチェアの王様であるアーロンチェアに対抗してた作られたこのモデルは、座ったままの姿勢でほぼすべての機能が調節可能となっています。お値段も12万円台からと、アーロンチェアが20万円近くするのに対し、同じような性能で8万円近く安く、かなり良心的な価格設定です。長くオフィスで使えるスタンダードなモデルと言えるでしょう。
次に人気のモデルが「ブイシー1」。これは、いわゆる「一般的なオフィスチェア」といえます。デザインがシンプルで、価格も1万円〜2万円台のため、企業が一括発注するケースが多いとようです。肘なしと肘ありのタイプがあり、肘ありの方が少し値段が高くなっています。ただ、安いからといってもその品質はかなりのものです。座面の上下に加え、背もたれに伸縮性を持たせているため、後ろにもたれた際のフィット感は通常のオフィスチェアよりも優れています。
このモデルの特徴は、何と言ってもそのデザイン性の高さです。他のモデルよりもシャープな外観、メッシュの背もたれ、そして所々に施されたシルバーの装飾は、オフィス映えすること必至。また、そのデザイン性に加え、リクライニング固定や強弱の設定、座面の前後スライド、アームレストの高さ調節などの多くの機能を備えています。値段はコンテッサよりやや安くなっており、デザイン重視の人であれば、ぜひオススメしたい一品です。
岡村製作所のオフィスチェアには、コンテッサやバロンのようにデザイン性を機能性を高次元で兼ね備えたモデルと、ブイシー1のような大量発注を前提とした割安なモデルがあります。自社の人数や予算に合わせて、それぞれのモデルを検討してみてはいかがでしょうか。