40代50代の管理職になると、若手ビジネスパーソンとは違った能力が必要となります。業界全体を見渡す俯瞰的な視点や、マネジメントなどを質の良い雑誌から学びましょう。管理職や経営層向けのおすすめの雑誌をご紹介します。
プレジデント社が発行する「プレジデント」は、管理職をターゲットにしているビジネス雑誌の中でも特に有名です。マネジメントの方法や企業幹部への豊富なインタビューが掲載されており、何らかの気づきを与えてくれるでしょう。また、中高年にとっては気になる資産運用や病院選びなど、仕事以外の日常の悩みにもフォーカスしてくれるのも嬉しいポイントです。部下を抱え、年齢もある程度に達した人におすすめの雑誌となっています。
管理職になれば、自分の部署だけを見ていればよいというわけではありません。業界や周囲の社会の状況を知り、自社の方針に対して提言をしていく必要があります。イギリス生まれの「エコノミスト」は世界の経済情報をグローバルな視点で捉え、質の良い情報を届けてくれるおすすめの雑誌です。経済雑誌は数多く発刊されているため、「国内情報は東洋経済と日経ビジネス」、「世界的な情報はエコノミスト」のように、複数の雑誌を併読してもよいでしょう。
管理職には、マネジメントや経済知識だけでなく、個人としての人間力も必要になってきます。「致知」は有名一流企業の社長や一流のビジネスパーソンなどの生き方に迫り、自らの生き方を見つめ直すきっかけを与えてくれる雑誌です。登場するのは稲盛和夫氏や柳井正氏、王貞治氏など「長い年月をかけ、その評価を確固たるものにしている人たち」ばかりであり、生き方や考えた方のモデルケースを探している人には特におすすめといえるでしょう。
管理職には、若手時代に培ってきたスキルに加えてさらにもう一段階上のスキルや知識が求められるようになります。ここで紹介したおすすめの雑誌を参考にしながら、得た知識を日々の仕事でアウトプットしていきましょう。