資金力の乏しい個人であっても、プロモーション次第では自分の夢に賛同してくれた人たちから資金を集めることができる「クラウドファウンディング」。海外で生まれたこのサービスは、ここ数年で徐々に日本にも浸透しつつあります。国内で展開されているクラウドファウンディングサービスを、タイプごとにまとめてみました。
国内のクラウドファウンディング市場は、大手3社がメインのシェアを占めています。これらの会社が運営するクラウドファウンディングサービスは、ジャンルに特化したものではなく、総合的に様々なジャンルを取り入れているのが特徴です。
・「READYFOR(レディーフォー)」(https://readyfor.jp/)
日本で初めてのクラウドファウンディングサービス。
・「CAMPFIRE(キャンプファイア)」(https://camp-fire.jp/)
タレントや有名人がプロジェクトに参加することの多い大手サービス。
・「Makuake(マクアケ)」(https://www.makuake.com/)
サイバーエージェントが展開するサービス。上記に2社に比べると後発であるものの、近年急成長中。
大手3社の総合型とは異なり、ジャンルに特化することによってユーザーを集めている国内のクラウドファウンディングサービスもあります。ジャンルに特化した具体的なコンセプトがある人には、こちらがおすすめです。
・「FAAVO(ファーボ)」(https://faavo.jp/cpn/synqa)
「地域×クラウドファウンディング」がコンセプト。地域ごとにサイトが用意されている。
・「Sportie FUND(スポーティーファンド)」(https://cf.sportie.jp/)
スポーツに特化。資金力の無いチームやアスリートの競技人生をサポート。
・「Celevo DASH(セレボダッシュ)」(http://dash.cerevo.com/)
キャンプファイアが別展開しているモノに特化したサービス。ユニークなガジェットアイデアが人気。
国内のクラウドファウンディングサービスの中には、資金調達の方法が現金ではなくポイント、アマチュア(素人)向けではなくプロ(玄人)向け、といった独自の路線を進んでいるものもあります。
・「WESYM(ウィシム)」(https://wesym.com/ja)
現金ではなく楽天やヤフーのポイントで支援が出来るユニークな仕組みを導入。
・「COUNTDOWN(カウントダウン)」(https://www.countdown-x.com/ja/)
参加者の専門性が高いプロ向けのサービス。一口当たりの金額が高額なのも特徴。
クラウドファウンディングにも様々なタイプのサービスがあるため、もし資金調達を考えているのであれば、自身のアイデアにもっともマッチしたサイトでプロモーションすることが何より大切です。また、自身が「応援したい!」と思えるプロジェクトを探し、パトロンになって夢を支えてあげるのもよいでしょう。