【Case Interview】株式会社ウィズ・パートナーズ

2021/6/22

インタビュー

Case.16｜今、オフィスに求めるもの

株式会社ウィズ・パートナーズ様は、バイオ・ヘルスケア産業への投資を行う独立系運用会社です。経験、実績、知恵を兼ね備えたプロフェッショナルチームにより、斬新且つ実現性の有る投資戦略を打ち出し、投資活動を行っています。｜

働き方の変化

昨年からの新型コロナウィルスの流行を受け、私たちの働き方には変化が求められました。現在も模索が続くなか、ウィズ・パートナーズ様ではいち早く社員の安全を守り、この社会の変化に対応していくために

・デスクトップPCからノートPCへ変更

・社員へ携帯電話の支給

・社内申請・承認業務のデジタル化

など、この一年しっかりと対策を立ててテレワークを実践されてきました。これらの働き方の変化がオフィス環境を見直すきっかけになりました。出社せずとも様々な活動が可能となったことで、出社する人数に対して活用しきれないオフィスの広さに「もったいない」と話題が出るようになりました。そこに契約更新のタイミングが重なったこともあり、オフィス面積の適正化を図ることを決められました。さらに、この機会にオフィスデザインも働き方の変化に合わせた新しいコンセプトにしようとリニューアルプロジェクトがスタートしました。

コンセプト

ウィズ・パートナーズ様は、ファンド（金融業）として目には見えない商材を扱っているなかで、一緒に働く“ヒト”を大切にし、“ヒトとヒトのコミュニケーションから生まれるイノベーション”を重要視されています。社員の安全のために前述のテレワーク対策に取り組まれましたが、一方で、リアルなコミュニケーションの場であったオフィスの価値を失いたくない、と考えられていました。“社員が安心してコミュニケーションがとりやすいオフィス”、“コミュニケーションを取りに行きたくなるような付加価値のあるオフィス”、これが今回のプロジェクトに最も期待されたことです。そして、デザインのご希望としては、「大人の遊び場」というキーワードをいただきました。キーワードの背景や求めているイメージを汲み取り、多くのグリーンが癒しをもたらす開放的なラウンジエリアや、36階からの景色を見ながら一息つけるBarのようなスペースのあるオフィスができあがりました。社員が好きな場所を選んで仕事に臨めるほか、間隔をあけて座ることができるため安心・安全にも配慮しています。

ご担当者様インタビュー

MACオフィスを選んでいただいている理由を教えてください

以前（2015年）に依頼した際に、対応が良くスムーズに工事が進んだ覚えがあったので今回もお声がけをしました。オフィス全体にまたがるレイアウト変更工事となったのですが、最初はなかなか業務をしながら工事を進めていくイメージが持てませんでした。定例のミーティングを設け、コミュニケーションを取る中でだんだんとイメージができ、安心して工事当日を迎えることができました。たくさんの業者の人が絡んだ工事となり、こちらではとてもまとめることができないと思ったので、それを取りまとめていただけた点はお願いできて良かったと思います。

今後どのようなオフィスが求められていくと思いますか？

テレワークが普及してきているので、オフィスはただ行くことが目的の場所ではなくなっていると感じます。しかし、行ったことによって何か生まれることもあると思うので、行きやすい環境や行く目的のあるオフィスが求められるのではないでしょうか。当社は今回のリニューアルで、テレワークで集まりづらい中、社員が集まってコミュニケーションが取りやすいオフィスになったと思います。尚且つ、世間が緊急事態宣言などで落ち込みがちなところ、オフィスの雰囲気が変わったことで社員の表情も明るく、お客様が来ていただいた際も良いコミュニケーションがはかれていると感じます。