【Case Interview】株式会社リファクト

2021/12/9

インタビュー

Case.26｜コの字型オフィス

株式会社リファクト様（以下リファクト様）は、システム開発の専門企業です。東京・札幌に拠点を置き、受託開発をメインに「営業支援システム」や「売上データ集計システム」「イベント向けの入退場管理システム」など、クライアントのニーズに合わせて様々なシステムを開発されています。

リファクト様は近年採用活動に力を入れており、人員増加による増床移転プロジェクトが完了しました。

以前のオフィスでは増席できるスペースが足りない他、トイレが男女共用であるという課題がありました。社内の人数も増える中で、オフィス環境としてあまり好ましくないだろうと気になっていたそうです。そのため、更なる増員にも対応できるスペースの確保、そしてトイレ環境を整備することで社員が快適に過ごせるオフィスを目指して、開発事業部を移転し本郷事業所を新設することに決められました。

―快適なオフィスづくり―

移転先はコの字型の少し珍しい形が特徴の物件でした。元々は2つに分かれていた部屋を繋げて1部屋にリフォームされたばかりのきれいなオフィスです。この、コの字の形やオフィスの中央にある中庭などの特徴を活かして、それぞれのエリアの仕様やゾーニングを工夫しています。

例えば、会議室は敢えてオープンな空間としました。コの字型を活かして執務エリアから見えない位置に設けることで、部屋としない会議スペースの運用を可能としています。間仕切りを建てないことでフレキシブルなスペースの活用ができ、更に移転コストを抑えることにも繋がります。

課題としていたトイレは男女別に分かれていることはもちろん、それぞれ個室が2部屋ずつある広いトイレ環境が整いました。入り口にはトイレが丸見えにならないように半自動の引き戸を取り付け、扉にはピクトグラムのサインを施しています。また、執務スペースでは一部スロープを撤去してフロアスペースの拡充をしました。スロープがあった場所には複合機を配置し、オフィススペースを効率的に活用いただけるようになりました。収納も増えたことで、これまでいろいろな用途の物をまとめて収納していたところから、用途ごとに収納・管理できるようになったそうです。オフィス家具については、既存の家具も活用しながら雰囲気が合うものを選定してご提案しました。座席数は2倍以上になり、増員に対応できることはもちろん、収納や喫煙室、トイレ環境も整い、快適に過ごしていただけるオフィスが出来ました。

ご担当者様インタビュー

実際にオフィスを活用してみて気づきはありましたか？

オフィスが広くなり、おかげさまで快適に過ごしています。図面を見て思っていたよりも、実際はどのエリアも広く感じられたのは嬉しいギャップでした。社員からも好評です。仕事上様々な機器を接続するため電源タップを使用することが多いのですが、たくさん用意していただけたので助かっています。また、大通りから少し入ったところにあるビルなので、車の音など外の音が気にならなくなり静かなところも良かったです。

当社のご提案及び対応はいかがでしたか？

ちょうど物件探しをしていた時期に以前担当いただいた札幌オフィスのアフターサポートで連絡をいただき、今回は不動産仲介業者さんの紹介からお世話になりました。こちらの細かな要望にもレスポンス早く対応いただけた点がとても良かったです。札幌オフィスの実績があった点で信頼していましたし、通常業務も行っている中でテンポ良く話を進められるというのはストレスが無く助かりました。座席数が確保できることはポイントの1つでしたので、希望が反映された良いレイアウトを提案いただけたと思います。