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2022年3月、オフィス移転プロジェクトが完工しました。
ご担当者様より伺った移転の経緯や移転後の様子をインタビュー形式でご紹介します。
社員の8割が女性ということもあり、結婚や子育てなどのライフイベントを経験しながらも働きやすい環境を整えるため、少人数による在宅勤務のテスト導入を進めていました。
それが思っていたほど問題が無く、働きやすさに繋がることがわかりました。そうしてテスト人数を少しずつ増やしていく最中、新型コロナウィルスの流行によって全社的な在宅勤務が実施されました。否応なしに対応が求められましたが、テスト結果と同様に想定よりもスムーズに在宅勤務へ移行することができました。在宅勤務が長期化するにつれて、オフィス環境についていくつかの課題が出てきたことが今回の移転のきっかけになっています。
とにかく使われていないスペースが目立ちました。以前のオフィスはフロアが3つに分かれていたため、出社しても出社した人同士のコミュニケーションが取りづらかったです。さらに、広いオフィスを何度も行ったり来たりしていて非効率的だと感じていました。オフラインイベントの開催が難しくなったことで、イベントフロアが活用できていなかったことも挙げられます。在宅勤務が問題なく浸透したため、今後も実践していくことを見据えて『オフィスの在り方』を見直しました。
コロナ禍で自宅でも問題なく取り組める仕事があることに気づきました。そこで、オフィスでは「リアルに顔を合わせないとできないコミュニケーション」や「そこで生まれるシナジー」を大切にしたいと思い、『交流』が生まれるオフィスにしたいと考えました。固定席だった座席をフリーアドレスにし、座席にも様々なバリエーションを持たせて、自由闊達な議論や新しい発想が生まれる場所を目指しました。
挑戦して良かったと感じているのは、あえて少し角度をつけてデスクなどを配置した“斜めのレイアウト”です。提案いただいた当初はデッドスペースが出来てしまったり、座席効率が下がってしまったりするのではないかと不安もありましたが、心配無用でした。実際に過ごしてみると、オフィス内を移動する際の動線がたくさんあります。そのためオフィス内を歩くといろんな人の顔が見え、声を掛けられることが増えました。そういった出会い頭のコミュニケーションはまさに私たちが求めていたものでした。随所に配置していただいた打ち合わせスペースも活用率が高いです。活用できていない座席は見当たらず、どの席も満遍なく機能していると感じています。
以前の閑散とした状態のオフィスをベースに移転したはずでしたが、移転後は出社率が上がりました。社員が来客に自慢げにオフィスを案内している様子を見かけると、プロジェクトは大変でしたが頑張った甲斐があったと感じます。東京タワーがすぐ近くに見える立地、オフィス中央にあるファミレスブース、外部の方が入出可能な交流スペースが特に評判が良いです。おかげさまで社員の満足度が高いという評価をいただき、短期間で素晴らしいオフィスをつくったと社内表彰を受けました。
正直、1社を選ばなくてはいけないことが難しいくらい皆さん素敵な提案をいただきました。そのなかでもMACオフィスさんは、流行りやトレンドだけでなく「オレンジページさんはどうしたいですか?」「皆さんが働きやすいオフィスをつくります!」という熱意が伝わってきて、それが1番の決め手になりました。そういった良い意味で泥臭い感じが信頼できると思いましたし、寄り添っていただけるMACオフィスさんとならいい仕事ができると感じました。不動産仲介会社とタッグを組み、しっかりと連携されている様子が伺えた点も安心に繋がりましたね。打合せでは、いつまでに何を決めたらいいのかを整理して明確にしてくださっていたので、ゴールを見据えながら着実に準備を進めていくことが出来ました。本当にタイトなスケジュールでしたが、無事引越しを迎えられたのは担当いただいたMACオフィスの皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。
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