創業67年の歴史を持つ日本建設株式会社様(以下日本建設様)。北海道から九州まで全国で建設工事を行い、手掛ける建築は、店舗商業施設・工場倉庫・医療施設・集合住宅・事務所ビルなど多岐にわたります。「シカクイカイシャ」の愛称のもと、真面目にまっすぐ、高品質な建築とサービスを提供されています。
2022年5月に東京本社と東京支社の移転工事が完工しました。
移転目的の1つは採用力の強化です。ここ数年は学生の売り手市場であり、学生はロケーションや利便性、企業のネームバリューを重視する傾向にあります。さらに年々学生数も減少しており、競合企業との競争力を高めていくため、オフィス環境を見直して優秀な人材の確保を目指されました。また同時に、エントランスや応接室で企業イメージを打ち出し、ブラインドイメージの向上を図られました。 日本建設様の想いを受け、新しいエントランスは凹凸感のあるスクエアシンボルで「シカクイカイシャ」を、ステンレス調の表装材を使用して「安定・堅実・実直」な日本建設様のイメージを表現しています。照明により立体的なデザインと輝きのある素材の表情が映え、来訪者の期待感が高まるようなデザインです。
以前のオフィスは、東京本社と東京支店が同じビルに入居しながらも上下2フロアに分かれていました。それぞれに応接機能を持ち、スペースを効率良く活用できていないと感じられていました。そのため、新しいオフィスは1フロアにまとめて共有できる設備は共有したいと考えられ、執務スペースを1フロアに集約できるオフィスへ移転されました。
また、これから企業の創業70周年、売上1000億円の目標へ向けて、社員のモチベーションを上げたいというのも今回の移転により実現させたいことの1つでした。今の20代、30代など今後も長く働く世代に、移転して良かったと思ってもらいたい、使い勝手が良い、居心地が良い空間となること期待し、リフレッシュスペースを設けるなど、新たな空間の導入にも挑戦したプロジェクトとなりました。
1フロアになり、共有で使うモノやスペースがあることで東京本社と東京支店の社員同士顔を合わせる機会が増えました。以前は内線で済ませていたことも直接顔を見て話しやすく、一緒に働いている一体感が生まれたように思います。新しく導入したリフレッシュスペースは、ランチやちょっとした休憩などで活用している社員が多いです。また本社の設計メンバーからは一人ひとり専用の袖机が用意出来たことでデスクが広がり、作業がしやすくなったという声も聞きます。こうした話を聞いていると、今回の移転は社員のモチベーションUPにも繋がっていると感じます。
プランはもちろんコストも兼ね備えた提案内容が良かったです。また、メールのやり取りや図面修正の対応など、レスポンスの速さも決め手の1つになりました。タイトなスケジュールでのプロジェクトだったため、お任せできる安心感に繋がりました。
正直オフィス内装は自社でもできる仕事です。実際に以前のオフィスは自社で内装を手掛けました。しかし、自分達では面倒なことは避けてしまうため、ちょっとした遊びや工夫を入れる発想というのが中々出てきません。また、自分達の働くイメージを最適なレイアウトに落とし込む、ということも難しいものです。今回の移転を終えて、こうしたオフィスづくりというのはその道のプロへ頼まないとうまくいかないと感じました。改めてMACオフィスさんへお願いできて良かったと思っています。
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