株式会社太陽カンパニー様(以下、太陽カンパニー様)はテレビ番組の企画・制作会社です。全国放送を中心にドラマやバラエティ、報道など、幅広いジャンルの番組を手掛けられています。
ー三密回避と作業効率の向上ー
2022年8月、太陽カンパニー様設立以来3度目となるご移転工事が完了しました。以前のオフィスでは、広さと作業効率の大きく2つの問題を抱えていました。具体的には次のような内容が挙げられます。
・社員数に対して座席が足りない
・パーティションなどで感染対策をするものの、1人分のスペースが狭くなり仕事がしづらい
・オフィスとは別の場所にストックルームを借りている(非効率的)
その背景には、コロナ禍による働き方の変化が大きく影響していました。コロナ以前はテレビ局常駐の社員が多くいましたが、テレビ局の働き方も変わり、従来通りテレビ局に通うことが難しくなったのです。リモートワークを行いながらも、自宅にリモート環境が整っていない社員がいる事や、仕事が増えて出勤する社員が増加した事、オフィスでの仕事が増えたことで荷物も増え、オフィスが手狭になっていました。そこで、働く社員のためにも密な状況を回避した働きやすい環境の実現と、作業効率の向上を目的とした移転プロジェクトがスタートしました。
新しいオフィスのデザインテーマは『前向きな気持ちで仕事に取り組めるオフィス』です。太陽カンパニー様のホームページからインスピレーションを得た、イエロー、ブルー、ベージュ、グレーの4色をベースに、木目を取り入れたデザインとしています。働きやすさはもちろん「居心地の良いオフィスにしたい」という大澤代表の想いを受け、優しい雰囲気の中に明るい、ポジティブなエネルギーを感じる空間をご提案しました。
機能的で心地良い空間を創っていただいたということを仕事をして体感しました。はじめてオフィスを使う社員も違和感なく仕事に取り組んでいるのを見かけます。ブース席はWEB会議の他、1人で集中したい時に使うなど、ルール決めをせずとも自然に他のスペースと利用用途分けが出来ていたり、立ち作業ができる作業台では、ちょっとした交流の場になればという狙い通りに会話が生まれていたりしています。会議室は採用面接などで利用を始めました。以前は別の場所を借りて行っていましたが、移動が無くなった分の時間を有効に使えるようになりました。求職者に社内や社員の様子を実際に見てもらえるのも良いことだと感じています。また、移転を機に不要な物を捨て物が減らせたのも良かったです。個人ロッカーの運用によって社内に物が散らからず、皆にとってストレスのない環境が維持できており、柔らかいデザインで居心地の良い働きやすい環境を叶えていただきました。
テレビ業界は、誰かが教えてくれないと覚えられない、答えをくれないと進められない仕事が多いです。新しいオフィスに来ることで交流が生まれたり、他のプロジェクトの様子を見て学びを得たり、新しいことが生まれる場になっていけばと思っています。そうして社員の刺激になっていけばいいと思いますし、それが少しずつカタチになってきていると感じるのでこれからが楽しみです。
振り返ってみると、最終的に“人”だったのだろうと思います。デフォルトではない我々の為に作っていただいたような“特別感”を感じる提案書から、営業さん、デザイナーさんの想いが詰まっているのを感じました。デザインもホームページを起点としたテーマカラーを提案いただき、すんなり「あ、いいな」と受け取ることができました。そういった我々の「こんな感じだったらいいな」を上手く汲み取って提案をしてくださったのがMACオフィスさんでした。3社にご提案いただいたのですが、一番少ない打ち合わせ回数で、一番業務の負担にならずに進めることが出来たのも、意図を汲み取る力があってのことだと思います。笑顔で楽しく仕事をされていたのも印象的で、我々も楽しい気持ちで移転することができました。
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