忙しいと、ついつい抜いてしまいがちな朝食。しかし、それでは仕事のパフォーマンスは上がりませんし、ダイエットの観点から見てもよいとは言えません。そんなときは、ヨーグルトだけでも口にしてみて下さい。この記事では、朝食にヨーグルトをオススメする理由と、食べる時のポイントをご紹介します。
ヨーグルトは非常に栄養バランスのとれた食品です。脳への栄養補給となる糖質、筋肉の基礎を作り出すタンパク質、そして適度な脂質やミネラルなど、多くの栄養素を手軽に摂取できるため、忙しい朝には特にオススメといえます。もし、毎朝何も食べずに出勤している人がいれば、朝食にヨーグルトを食べるだけでも、その日の午前中の働きぶりは大きく違ってくるはずです。「時間がない」と嘆いている人は、ぜひ「朝食ヨーグルト」を実践してみましょう。
ヨーグルトの有名な効果の一つとえいば、便秘解消の効果です。一般的な成人の腸内には、約1%の乳酸菌と約10%のビフィズス菌を含む善玉菌、中間菌、悪玉菌が存在するとされています。この善玉菌の中にいるビフィズス菌が、腸内環境を改善する働きを担っているのですが、ヨーグルトにはこのビフィズス菌が豊富に含まれています。そのため、朝食にヨーグルトを食べることで便秘は解消されやすくなり、結果として美肌効果を生み出すのです。
このように、豊富な栄養素を手軽に摂取でき、さらには美肌効果まであるヨーグルトですが、その食べ方にはいくつか注意が必要です。まず、食物繊維をできるだけ一緒にとって下さい。こうすることによって、より一層の便秘解消効果が期待できるでしょう。次に、無糖のモノには砂糖を加えて下さい。朝食時に糖質を補給していないと、仕事中に脳が働かなくなるからです。そして最後に、100g以上、できれば200gを目安に食べて下さい。あまりに少なすぎる量では、この記事で紹介した効果は得られにくいでしょう。
ヨーグルトには豊富な栄養素が含まれており、多くの健康効果が期待できます。しかし、その効果を得るにはここで紹介したような注意点を忘れてはいけません。仕事で十分なパフォーマンスを発揮するためにも、効果の出やすい食べ方を日頃から心がけましょう。