データをPC本体やハードディスクに保存せずに、クラウド上で管理できるクラウドストレージサービス。ここ数年で企業はもちろん個人の間でも利用者はますます増加してきています。多くの企業が参入しているサービスだけのどれを使っていいのか分からない人も多いはず。この記事では、代表的な3つのサービスとその特徴をご紹介します。
クラウドストレージサービスの中でも高い知名度を誇る「Dropbox(ドロップボックス)」。特徴としては、ファイルのアップロードやダウンロード、コピーといった手間のかかる作業が一切不要になる点が挙げられます。Dropboxを共有したい機器にインストールしておくだけで、1つの機器で作成したファイルやデータは自動的にクラウドアプリを通して各機器に共有されます。一度インストールしておけばWEB上で何度もログインをする必要もないため、クラウドストレージサービス初心者にはオススメのツールです。
Dropboxと並ぶクラウドストレージサービスの代表格「Evernote(エバーノート)」。このサービスはテキストファイルを保存・編集するのに最適のツールです。もちろん写真や動画も保存できますが、管理画面や編集画面は基本的にテキスト編集を目的とした設計がされています。そのため、テキストを使ったファイルが多くたまに写真や動画を添付したりする人には向いているといえるでしょう。他のクラウドストレージサービスと上手く組み合わせてみて下さい。
グーグルが提供するクラウドストレージサービスである「Google Drive(グーグルドライブ)」。他のクラウドストレージサービスの無料で使える範囲が概ね2GB〜5GBなのに対し、このツールは15GBまで使用可能なのが大きな特徴です。グーグルは他社と違ってオフィスソフトが無料な上に、ドキュメントやスプレッドシートなどのファイルをクラウド上で作成・管理ができるため、共同編集やチームで仕事をする人には最適なツールといえるでしょう。
クラウドストレージサービスには様々な種類・特徴があるため、どれを利用するかの判断は重要なポイントです。自身の仕事の進め方や中心となる業務の内容を考慮しながら、もっともフィットするサービスを選んで組み合わせていきましょう。