働き方改革によりオフィスワーカーの働き方が多様化する中、働く環境の見直しは重要な経営課題です。働く環境の一つであるオフィススペースは、より快適・機能的・効率的に利用する事で、結果として、コストパフォーマンス(費用対効果)、エンゲージメント(経営層・従業員、双方向の愛着心)の向上を実現出来ます。
オフィスの移転を検討する際、「まず初めに不動産仲介会社から多くの物件情報を収集する」という、企業の旧態依然とした意識を改め、オフィスを移転するという決断に至るまでの綿密な分析、つまり「現状の把握をもって働く環境の見直しは達成されていくものである」という一連の流れを企業は再認識する必要があります。その原点である「現状を把握するための分析」が初めに行わなければならない最も重要なタスクであり、これこそが経営課題を解決するための第一歩であると私たちは考えております。
一般的に不動産仲介会社の役割は『オフィス移転をさせる』事であり、オフィス移転をした方が良いのかしない方が良いのかという必要性の有無や新しいオフィス物件の適正等、不動産仲介会社は残念ながら意識しておりません。また分析結果によっては、移転しない方が得策というケースも存在しますが、現実として不動産仲介会社からそのような選択肢の提案を期待する事は難しいでしょう。なぜならば、企業にオフィスを移転してもらえなければ、不動産仲介会社の利益に繋がらないからです。
弊社では、お客様の働く環境の最適化を最優先し、お客様が好物件と出会い選定し、最良の契約条件を得るために、ビルオーナー(不動産仲介会社)との協議においては適切なサポートを行い、お客様と連携して業務を進めております。
つまり私たちは、お客様のイコールパートナーであり、ビルオーナー(不動産仲介会社)側ではなく、テナント(お客様)側に立った業務を行い、利害関係の衝突を防ぐ役割を担っております。お客様の現在及び中長期の事業計画や不動産ニーズに対応した働く環境の最適化を計画立案(WEOコンサルティング)する事で、お客様の便益を高めるトータルソリューションをご提供しております。
※WEOとは:(WORKING ENVIRONMENT OPTIMIZATION):働く環境の最適化