フィード株式会社 様

1.業務内容と増床のきっかけを教えて下さい

当社は歯科医院向けカタログ通販のパイオニアとして、全国の歯科医院に対して治療に使用する歯科器材や医薬品を含むあらゆる資材を販売しております。直近では、「通販のソリューションによって、歯科医療の強靭な反映を支援する。」を理念に掲げ、物販のみならず、歯科医療業界の活性化を目的とした総合プラットフォームとして、情報やサービスの提供にも注力しております。今回のきっかけは、商品展示用のショールームと営業拠点の立ち上げです。新オフィスの立地は東京駅の八重洲地下街からダイレクトでアクセス出来る利便性があります。通販は全国どこからでも商品を購入出来るメリットがありますが、実際の商品を見たり触れたりする事が難しい事がデメリットです。このため先生方が実際の商品をご覧いただける場で、かつ遠方からいらっしゃる先生でも立ち寄りやすい、利便性の高い立地を選択致しました。

2.他企業からも提案をたくさん受けましたか

MACオフィスさんの他に２社からご提案を頂きました。私たちはMACオフィスさんのように、すでにお取引のある企業様であっても、毎回無条件でお願いする事はせずに、必ずコンペを実施して選定させて頂く事を社内ルールとしています。お取引のある企業様であれば私たちの事を熟知していただいておりますし、予算面もご配慮いただけるのでスムーズに運ぶ事は重々承知しております。しかし、それ以上に私たちは常に最善の選択を行いたいと思っています。そのような環境下の中でも前回同様、MACオフィスさんの提案に決まりました。

3.弊社のご提案内容及び対応はいかがでしたでしょうか？

今回の移転の際もお取引させていただいている数社様にもお声がけさせて頂きました。その中でも、MACオフィスさんは本社の働き方を熟知されており、機能面に特化した提案をしてくれてコスト面からも想定の範囲内でした。本社移転ではコストは無視できません。３パターンそれぞれの比較検討資料をご準備いただけたので、社内検討する際もスムーズに進める事ができました。
ご提案スピードも迅速で不便を感じる事は一切ありませんでした。

3.プロジェクトを終えて、当社に対する率直なご意見をいただけますか

前の質問の通り、既存の企業様にだけお願いするという事はしないながらも、今までのお付合いで築いた信頼関係から生まれた期待値以上の仕事をしていただけたと感じています。パートナー企業様のご提案を吟味させて頂く際に、重要視しているのがコストパフォーマンスです。コンペの際には当社指定の詳細項目でお見積りを頂戴して価格比較は行いますが、今回はMACオフィスさんが最安値というわけではありませんでした。ただMACオフィスさんのご提案は素晴らしいコストパフォーマンスがありました。最終的に作り上げるオフィスレイアウトももちろんですが、オフィス構築過程におけるB工事まで含めたご支援、コスト試算までご提案いただけました。他社さんの場合ですとB工事は原則提案対象外としてご対応されるケースが多いように思います。B工事はオーナー指定業者様が施工し、各社様で完全にはコントロールできないとの事ですので、それはそれで一つの選択だと思います。ただ、私たちの立場で申し上げると、B工事もC工事もオフィスを創り上げる事において、品質とリスクを管理して実行すべき工事である事に変わりなく、ここまでご支援いただけると非常にありがたい、という事はあります。しっかりと相手の立場になって、計画と提案にコストパフォーマンスがあり、全ての局面において一緒に汗をかいていただける方にお願いしたいと感じるのです。

4.御社のビジネスのキモは

材料通販という面では、価格の高止まりにより成長を妨げている既存商品の市場をいちはやく破壊し、代替市場を再創造したいと考えています。直近では院内感染対策に有効な「気軽に交換」シリーズ等の新しいコンセプトの商品をリリースし、大きな反響を頂きました。また、デジタル技工領域に関する未踏の新商品・サービス開発を特に力を入れており、昨年、デジタル歯科医療に関するジョイントベンチャーである「DIOデジタル株式会社」を設立致しました。同社における事業の第１弾として、デジタル化されたインプラントのトータルソリューションを先生方にご提供してまいります。今回のフィード東京支店はDIOデジタルの本社も兼ねております。同社では月に数回セミナーを開催しておりますが、今後は場所をフィード東京支店のセミナールームとする事を予定しており、先生方がアクセスしやすい立地で開催出来ると考えております。

5.ご移転を考えておられる企業様へ一言

一言で申し上げるのであれば、移転や増床等のパートナー探しの基準は＜どれだけ顧客に寄り添って一緒に汗をかいてくれるか＞だと考えています。その点、MACオフィスさんは私たち以上に汗を流してくれました。当たり前ですが、ただ汗を流せば良いという訳ではありません。ご提案内容も単なるオフィスのデザインだけではなく、私たちが働くシーン、お客様と商品が出会うシーンまでを想像してご提案いただけたのではないかと感じております。しかし、「何をどこまで作るか」最終的な決断は私たちが行わなければなりません。その決断に必要な材料をしっかりご提示していただけました。最初から最後まで一貫して質の高いサービスが、信頼につながっています。またオフィスに関するプロジェクトをお願いする際には候補者の一社としてMACオフィスさんにお声がけして、末永いお付き合いが出来る事を熱望しております。