イー・ラーニング研究所様は2002年に設立された大阪府吹田市に本社を構える企業様で、eラーニングに関するサービスの企画、制作、販売、運用をされています。今回、オフィス移転するにあたり、新たにショールームの新設工事の設計施工教務を担当させていただきました。計画規模は約60坪で、工事完了引き渡しまでは約４カ月のプロジェクトでした。
今回のデザインテーマは、「知る・親しむ・共感する」をご提案させていただきました。

知る【LEARN】
最先端ICT技術を駆使した教育サービスの、意義を知り、仕組みを知り、教育の未来を思い描く「最先端システム」・「未来的な思考」といった先端性(MODERN)を感じられる空間づくり。

親しむ【FAMILIARITY】
スマートフォンやタブレット端末を使った最先端システムを、体験・体感し、楽しみ、利便性や手軽さを認識する。いつでも、どこでも、快適に・・・といったわかり易さや楽しさ(Simplicity　&　Joyful)を感じられる空間づくり。

納得・共感する【SYMPATHY】
子供から大人まで、すべての人に提供する高品質なサービスに、共感して、安心して、納得する人に対するサービスという観点より、ぬくもりや、安心といった信(Trustworthy)を感じられる空間づくり。

１．Reception / Showroom　『人が集まり、つながり、広がる受付・ショールーム』
ホワイトの流線型のカウンターは、天板にはガラスを乗せボディーには艶感のある素材を使用することで先端性を演出しました。それとは逆に床と体験カウンターを木目にすることで、親しみと安心感のある空間を創りだしています。家具には温かみのある質感と包み込むようなフォルムを用いることで誰でもいつでも受け入れられるミーティングエリアにしています。

２．Seminarroom　『学びの杜【フォルスキャンパス】を体験』
ここは子供から大人までが学びのセミナーを受ける場所です。セミナー形態によって様々に可変できるタブレット付きチェアーを配置しました奥の壁面は黒板塗装を施し、正面の壁には最先端プロジェクターでeラーニングの体験ができるように全面ホワイトボードに仕上げました。
今までの教育(黒板)からこれからの教育(eラーニング)を意味する標識を立て「Traditional」「Future」の文字を入れました。