施工実績
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BEO株式会社様は、東京、大阪、イギリスにオフィスを展開する語学留学事業、キャリアコンサルティング事業を展開されている会社です。イギリス留学、アメリカ留学、オーストラリア留学など、「留学生を成功に導く」進学サポートを無料でご提供されています。
今回の移転は、事業拡大による移転プロジェクトとなりました。規模は150坪、プロジェクト開始から引き渡しまで約3か月のタイトなスケジュールのプロジェクトとなりました。お客様から強いご要望をいただいたのは、利用者の「印象」に関してのことでした。留学というと、夢や希望といった前向きな想いが連想されがちですが、一方では多大な不安も多く抱えられているのが現実だそうです。そういった不安を解消し、希望に変えていくことがBEO様にとってのミッションであり、この想いにとても強い共感を覚えたことを今でも忘れません。そういった意味でこのカウンセリング窓口の存在が非常に重要であり、少しでも利用者の不安を解消してあげたいと、マテリアルやカラー選定には非常に気を使いました。
また出来るだけ限られた面積を有効に使っていただくように設計するのが、私たちプランナーの仕事です。お陰様で「MACオフィスはプランニング力が違う!」と言われていただけるようになってからも、私自身はここに最大の努力を注ぎ込みます。特に今回のビルは、整形ではなく変型であったため、プランニング段階ではかなりの試行錯誤を繰り返しました。最終的には□と○のゾーニングを組み合わせることで、最も効率的なプランが作れたのではないかと思います。執務エリアは□を中心にビルの変型に合わせるように角度を合せ、デッドスペースと言われる無駄なスペースを解消しました。ゲストエリアは○を用い、Rの壁沿いに教室やカウンセリングルームが並ぶように配置を考えました。また、全てのドアはガラスを取入れることで透明感と解放感を出しました。これにより各部屋の入口が通路に面し、同時に回遊性のある柔らかな印象に空間を設えることが出来ました。
アクセントで用いたブルーは、コーポレートカラーでもありますが、誠実で信頼感を与えるカラーとして用いました。爽やかであり、同時に清潔感もあります。そういえば濃紺のスーツを着ている人は頼りにされ、営業成績がよくなったり接客で好印象を持たれやすかったりといった効果があると言われますね。信頼の色として認知されていることもあり、大企業ではよく使われる色でもあり、アクセントに青を使うと格式や伝統的なイメージを持たすことができます。実はオフィスではブルーのイスが意外と人気なのを皆さんはご存じでしたか?