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協和特許法律事務所 様(東京都)

施工実績

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協和特許法律事務所 様

信頼と格調高さを表現したオフィスデザイン
信頼と格調高さを表現したオフィスデザイン
お客様名
協和特許法律事務所 様
事業内容
特許事務所
面積
450坪
施工年月
2013年5月
協和特許法律事務所 様のデザインオフィス事例

協和特許法律事務所様は1908年に創立された、100年の歴史を有する知的財産分野の総合事務所です。電気、機械、化学、商標、意匠、訟務などの部門を有し、知的財産分野の全般において専門部門ごとに質の高いサービスを提供していらっしゃいます。長年移転せずに手狭になっていた事務所を、100周年を記念に東京駅前の1等地へ移転。情報統制の必要もあったことから、PM業務・設計・施工をトータルで担当させていただきました。計画規模は約450坪で、工事完了引き渡しまでは約6カ月のプロジェクトでした。

協和特許法律事務所 様のデザインオフィス事例

期間移転をされずにいたためか、物があふれている状況で、また特許法律事務所という業態から保管書類等が動線や執務スペースを圧迫しているという状況でした。まず機能面では繁雑になりがちな部分のレイアウトによる解決を、またデザイン面では海外からのお客様も多いことを考慮した歴史を感じる重厚感や信頼の高さを表現することをご要望されました。
全体ゾーンニングを決める上で必要となったのが、不用意に無駄なB工事を発生させないこと。例えば間仕切りラインひとつとっても、天井のグリッドラインから外れる壁はスプリンクラー設備の増設の対象となり防災工事が発生するため、少しでもこうしたコストアップを招かない計画の検討が重要なアプローチの1つでした。
ゾーニング決定後のオフィス内のレイアウトを決定するフェーズでは、今回ポイントとなる収納棚を壁面にスチール製でラックを配置し、大容量の収納を確保致しました。耐震にも配慮し、壁面固定や、落下防止バーの選択など、細かい部分も抜かりなく設計致しました。また、動線計画ではオフィス出入口を中心に「中央大通り」というメイン通路を設計。メイン動線の「幹」から分枝していく動線を作り、今まで、混沌としていた動線を整然としたグリッド動線に改修。オフィス内の業務効率を大幅に改善いたしました。

協和特許法律事務所 様のデザインオフィス事例
協和特許法律事務所 様のデザインオフィス事例

デザイン面では、歴史のある事務所としての懐の大きさや安心感を得ていたただけるような演出を心がけました。例えばエントランスにおいては受付カウンターのバックウォールに立体的で濃淡のあるタイルを選択。ここは横に流れるようにデザインをすることで、より幅広く大きく開放的に感じられるようにするためです。またメインの大会議室では、重要な意思決定や海外からのクライアントとの重要な商談が行われることから、演出に拘りました。毛足の長いカットパイルをデザイン貼りし、豊かな歩行感と格式高さを感じられるようにしました。ディスプレイはガラスの扉を設け、調度品や絵画を高級感が感じられるように演出。テーブルの中央には重厚感を感じるモニターを設置しています。
掲載した写真を見ていただくと分かるように、3つの印象が喧嘩せず調和していることが分かります。見た目の印象は色もありますが、フォルムも重要な要素です。図形的な印象は学術的にも良く知られていることですが、個人的にはそこに色が合わさった時、空間としてのイメージが完成していくのだと感じます。デザインは感覚ではありません、科学だと思います。簡単なようなものでも、デザインには裏付けされた計算があるのです。

協和特許法律事務所 様のデザインオフィス事例
協和特許法律事務所 様のデザインオフィス事例
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今回のプロジェクトは大いなる歴史をもった事務所の移転ということもあり、所長自身の想いやお客様への想いをたくさんお聞かせいただきました。移転後、100周年記念企業パンフレットにも新オフィスの写真をお載せ頂き、大変うれしい限りです。
オフィス内にある「中央大通り」のように太い幹を持った、協和特許法律事務所様を共に作り上げたこのプロジェクトを糧に弊社も一回りも二周りも太く成長して参りたいと思います。本当にありがとうございました。

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