施工実績
賃貸借契約におけるコスト削減事例はこちら
ナクアホテル&リゾーツマネジメント様は、リゾート施設の運営受託・コンサルティングなど、『次世代ホテル&リゾート総合運営モデル』を軸にリゾート運営のトータルソリューションを提供している企業です。
前回の移転から社員の人数も増え、手狭になりつつあるオフィスを刷新したいという計画からスタートしたプロジェクトです。計画の初期段階からご相談を頂きましたので、弊社としては「責任一貫主義」として、プロジェクトのマネジメントから設計施工までトータルに任せて頂きました。計画規模は約100坪で、工事完了引き渡しまで約4カ月のプロジェクトでした。
エントランスデザインの決定をするにあたっては、ゲスト体験を提供するホテル事業として、お客様への「おもてなし」感を重視しました。リゾート施設の運営を受託するオーナー、またはコンサルティングを受ける方への信頼感や期待感をホテルエントランスのようなホスピタリティーを持ってお迎えできる空間とすることを目指しました。
ビルのELVホールのスタイリッシュなホワイトとは一転変わり、インテリアは温かみのある優しさを表現しました。ナチュラルな素材感と上品で風合いのあるミディアムカラーの木調壁に、電球色の照明。心落ち着く空間として、一旦お客様をお出向かえをします。そして中へ入るときの期待感の創出です。正面にはコーポレートカラーのグリーンを鮮やかに惹き立てるサインパネル。とても上品で美しいグリーンなので、間接照明でサインが香立つようにすることで、期待感を高めたいと思いました。その他に大切な情報発信の場として、運営しているリゾート施設の写真をパネルにして展示しました。黒をバックにすることでより写真を鮮やかに、かつ上品に見せる効果をねらっています。
まず一人に対する環境を良くするために、W1600のL型デスクを配置することにしました。外資でも昨今これほど大きいL型を導入するケースは減ってきていますが、今回はあえて個の充実のためにL型に拘りました。その分共有のスペースを極力減らしています。そうなるとプランニングする上で特に工夫が必要だったことは、躯体と業務の特性の両面を考慮しつつ、限られた空間の中で使い勝手の良い会議室をいかに確保できるかということでした。
今回私たちの「責任一貫主義」にご共感いただき、スケジュールやコスト管理の部分まで全てお任せいただきました。当たり前のことではありますが、信頼を得るには透明性が重要です。必要な情報やコミュニケーションを見える化し、ご共有いただきながら進めさせて頂けたことでとでスピード感を持って業務に取り組むことが出来ました。目で見ることの出来ない部分ではありますが、それらを含め良い仕事をさせていただくことが私たちの使命です。ありがとうございました。